夏休みママをお助け!置き弁・学童弁当に使える「冷凍お弁当おかず」5選【プロに教わる冷凍メニュー】
子どもたちの夏休みのお昼問題を解決するための冷凍作りおきレシピが紹介されています。鶏もも肉の下味冷凍やブロッコリーのおかか和え、ナムルなどの具体的なレシピが紹介されています。
下味冷凍テクニックを使用することで、調理の手間を省きながら味をしっかり染み込ませることができます。冷凍おかずは朝のお弁当作りにも便利です。
ブロッコリーやさつまいものおかずも冷凍可能で、お弁当に入れる際に赤・緑・黄色のバランスを考えて取り入れると、見た目も華やかになります。
子どもたちは楽しい夏休み! ですが、ママパパがこの期間に悩むのが「子どものお昼、どうしよう問題」ですよね。今年は「まとめて作って冷凍」作戦で乗り切るのはいかがでしょう!
6月に発売されたばかりの『ニチレイフーズの広報さんに教わる 冷凍作りおきレシピ、これが正解です!』(KADOKAWA刊)には、冷凍食品のプロである『ニチレイフーズ』が伝授するとっておきの冷凍作りおきレシピがたくさん! その中から、今回は置き弁や学童弁当にぴったりの冷凍おかずをご紹介。朝のお弁当作りがグンと楽になりますよ。
生の肉や魚に味付けをして冷凍するテクニックを「下味冷凍」と言います。解凍して焼くだけで1品完成するので、時短。冷凍の過程で味がしっかり染みこむし、ジューシーに仕上がるのも良い点! 甘辛い味の鶏もも肉は、子どもにも大人気です。
【材料】(2人分)
・鶏もも肉 1枚(約300g)※鶏むね肉でも可
<A>
・酒 大さじ3
・しょうゆ・みりん 各大さじ1
・砂糖 小さじ1
・しょうが(薄切り) 1片分
【冷凍するとき】
(1)鶏肉は半分に切り、厚みのある部分は切り込みを入れる。
(2)冷凍用保存袋で<A>を合わせ、(1)を加えてさっと揉む。平らに形を整え、空気を抜いて袋の口を閉じる。金属製のバットにのせ、冷凍庫で急速冷凍する。
【解凍・調理するとき】
(1)冷凍した鶏肉は冷蔵庫でひと晩自然解凍する。もしくは電子レンジ(200W)で1袋につき3分加熱し、半解凍にする。
(2)フライパンにサラダ油小さじ2を入れて中火で熱し、袋から取り出した(1)を皮目を下にして焼く。漬け汁はとっておく。
(3)5分ほど焼いたら裏返し、ふたをして弱火で4分ほど焼く。(2)の漬け汁をフライパンに加えて煮絡める。食べやすく切ってから器に盛る。漬け汁は必ず加熱する。
お弁当には赤・緑・黄色があると華やかに見えますね。赤はミニトマト、緑と黄色は? ということで、ブロッコリーとさつまいものおかずを2点ずつご紹介。
◾️ブロッコリーのおかかあえ
【材料】
・ブロッコリー 2分の1株
・かつお節 1パック(約2g)
<A>
・めんつゆ(2倍濃縮) 大さじ1
・ごま油 小さじ1
【作り方】
(1)ブロッコリーは小房に分ける。茎はかたい部分の皮をむいて乱切りにする。
(2)鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩少々(分量外)を入れ、(1)をゆでる。再沸騰したらすぐにザルに上げ、そのまま冷ます。
(3)ボウルに<A>を入れて混ぜ、(2)を加えてさっと和え、かつお節をまぶす。
◾️ブロッコリーのナムル
【材料】
・ブロッコリー 2分の1株
・長ねぎ(みじん切り) 5cm分
・しょうが(みじん切り) 2分の1片分
<A>
・すりごま(白) 大さじ2
・酒 大さじ1
・砂糖 大さじ2分の1
・塩 小さじ5分の1
・ごま油 小さじ2
【作り方】
(1)ブロッコリーのおかか和えの(2)までと同様にブロッコリーをゆでる。
(2)ボウルに長ねぎ、しょうが、<A>を入れて混ぜ、(1)を加えて混ぜる。均一に混ざったらごま油を加え、さっと混ぜる。
【冷凍するときは】おかずをしっかり冷ましてから汁気を切り、冷凍&電子レンジ加熱可能なシリコンカップに入れる。冷凍用保存容器に並べて入れ、ふたをして冷凍する。
【解凍するときは】凍ったままシリコンカップ1個(約50g)につき、電子レンジ(500W)で1分10秒ほど、熱くなるまで加熱する。