生理周期の基礎知識 女性の体と心にはこんな変化が!【専門家監修】

AI要約

生理周期についての基本的な説明

生理周期による女性の体と心の変化

生理中のホルモンの変化とその影響

生理周期の基礎知識 女性の体と心にはこんな変化が!【専門家監修】

女性の体が妊娠するために必要不可欠な生理。

生理の周期は25日~38日といわれていますが、その間、女性の体と心はさまざまに変化しているのです。

今回は、「生理周期」について紹介します。

「2人で一緒に読んで、書き込みもできる! 彼と私の生理NOTE」 #1

※参考:「妊活たまごクラブ 2024-2025年版」

「女性の生理について、男女が学ぶのは、高校時代の『保健体育』くらいまでなので、記憶があやふやな人も多いことでしょう。でも妊娠を望むなら、生理が毎月きちんとあることが大前提。妊活をスタートさせるにあたり、女性はもちろん、パートナーも一緒に、改めて生理について学ぶことが大切です」と宮﨑先生。

そもそも生理とは、約1ヶ月の周期で子宮内膜が出血を伴って剥がれ落ち、体外へ排出されることで、3~7日間続きます。その生理の開始日から、次の生理の前日までを「生理周期」と呼び、さらに、その期間内は[月経期][卵胞期][排卵期][黄体期]の4つの周期に分けられます。

「月経周期である25~38日の間、エストロゲンやプロゲステロンなどのホルモン量の変化で、身体的につらい痛みがあったり、精神的に不安定になったりと、心と体が大きく揺れ動きます。そのときに必要なのが、パートナーの理解です」(宮㟢先生)。

ここではまず、4つの周期による、女性の体と心の変化に注目していきましょう。

・<1>月経期(生理中):1~6日

・<2>卵胞期 (生理後1週間):7~11日

・<3>排卵期 (排卵後1週間):12~15日

・<4>黄体期 (生理前1週間):16~28日

★平均的な期間は5~6日。自分の周期をきちんと確認して

妊娠しなかった場合は、黄体ホルモンと卵胞ホルモンの分泌が減少。不要になった子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに体外へ排出されます。平均的な期間は5~6日。

10日以上経血が続く場合は子宮筋腫などが疑われ、逆に2~3日で終わる人は無排卵の可能性もあるので、医師に相談を。