ジョンロブ、ゼニア、ジェイエムウエストン…。履き心地も追求!夏の足元を彩るサンダル5選。

AI要約

夏の足元におすすめのサンダル3選。地中海のエスパドリーユ風、ジョンロブのローファー風、ジェイエムウエストンの解剖学的デザインなど、それぞれの特徴を紹介。

ナチュラルな風合いからエレガントなデザインまで幅広い選択肢。酷暑でもおしゃれを楽しむ際にぴったりなサンダルたち。

快適な履き心地や上質な素材、洗練されたデザインが夏の装いを格上げしてくれる。自分に合った一足を見つけよう。

ジョンロブ、ゼニア、ジェイエムウエストン…。履き心地も追求!夏の足元を彩るサンダル5選。

気温の上昇に伴い、軽装になりがちな夏時期の足元は、自ずとサンダルの出番が多くなる。通気性や解放感といったほかの紳士靴にはない優位性を持ちながら、素材やデザイン次第でカジュアルにも上品にも装える広い振り幅も魅力だ。酷暑でもおしゃれを諦めたくない諸兄に、今期おすすめのサンダルを紹介。お気に入りの一足を見つけてほしい。

ジュートソールに象徴される地中海のエスパドリーユをサンダル仕様にアレンジ。スエード素材のストラップは、肌触りが優しく、柔和な色みが全体の調和を生んでいる。麻のロープを編み込んで成形したミッドソールは、かかと部分にカーフスキン製のロゴパッチを配すことで、柔らかな足当たりに。ナチュラルな趣はそのままに、防滑性と耐久性に優れたラバー本底を貼り合わせるなど、長く履ける工夫も凝らされている。オープンカラーのシャツとタック入りのショーツやブラックリネンのセットアップを合わせて洒脱なリゾートスタイルを楽しみたい。

“紳士靴の王様”ジョンロブが贈る2024年新作モデル「SALT(ソルト)」。ブランドを代表するローファー「ロペス」のサドルに配した楕円の穴を、ストラップの編み込みに転用したデザイン。シンプルなスリップオンタイプだが、幅広のカーフレザー製ストラップがホールド感をキープ。ラテックス入りのインソールに加え、ラバー製の「ラスプソール」が、極上の履き心地をかなえてくれる。ジョンロブのサンダルでは定番の「1712」ラストを採用し、歩いていると底面から足全体をしっかり支えられているのが実感できる。コバに入れられた一糸乱れぬステッチも小粋なアクセントになっており、柔和なたたずまいをエレガントに格上げする。

フランスの名門・ジェイエムウエストンの新作「ダブルV アナトミカル ミュール #956」。”アナトミカル(解剖学上の)”というユニークなモデル名は、解剖学的なアプローチからデザインされたインソールがその由来。上質なカーフスキンで覆ったラバーインソールは、しっかりと足を支え、快適な履き心地に寄与する。ストラップに同色であしらったジグザグのステッチもどこか、医療機器の波形のように見えてくるから面白い。やや張り出したウェルトと装飾的なステッチのあしらいも含めて、計算された造形美が際立つ。