シンママになったIzumiさんが「頑張ったこと」&「頑張るのをやめたこと」
シンママが必死に頑張りながら子供を守るために、家計管理や資格取得に取り組んでいる様子が描かれています。
貯金や資産運用、行政の手当を受け取らずに生活するなど、頑張ることと頑張ることをやめることのバランスが大切だと示唆されています。
子育てや将来に対する不安を抱えながらも、前向きに取り組む姿勢が感じられるエピソードです。
息子2人と3人暮らし。子どもと自分の将来のために必死にやったこと、子どもを守るために力を抜けるところは抜くようになったこと。シンママになってから、頑張ったこと&頑張るのをやめたことを教えてもらいました。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Izumiさん
長男(中2)、二男(小6)の3人家族。住まいは2DKの賃貸アパート。やりくり上手なママとして、『サンキュ!』に何度も登場!
●【家賃月5万4000円】離婚当初から手当は全額貯蓄。自分の収入だけで暮らしてきました。
シンママが受け取れる行政からの手当はないものとして貯蓄。「自分で稼いだお金で生活はまかない、離婚後ずっと同じアパートに住んでいます。学資保険は兄弟で210万円ずつ準備。税金や資産運用の勉強もしたことが、家計にとても役立ちました」。
●手元のやりくり費はしっかり袋分け。“現金管理”が自分に合ってるみたい
例えば食費は週予算1万円を現金で袋分け。「買い物にはその週の分の袋ごと持って行き、おつりとレシートをその場でイン。買う前に予算が見えるから使い過ぎないし、現金が残ると達成感が!」。
[手元のやりくり費]
食費 月5万5000円(週予算1万円×5週分と、米代&予備費で5000円)
日用品費 月6000円
子ども費 月2万7000円(小学校と中学校の集金2万円、学用品や消耗品など7000円)
レジャー費 月8000円
●いつか仕事に繋がるよう通信制大学で学び「社会福祉士」の資格を取得
通信制の大学に通う費用は、「高等職業訓練促進給付金」を活用。「シンママになったことで福祉制度に興味を持ち、大学は福祉学科に。大卒と社会福祉士の資格を取れたことで、自信にも繋がりました」。
●高等職業訓練促進給付金制度って?
資格取得を目指すために養成機関などで学ぶひとり親家庭の親(要件あり)が月額10万円(住民税課税世帯は約7万円)の給付金を受け取れる制度。看護師・保育士・介護福祉士・作業療法士・調理師などの資格が対象。
●大学のテキストはネットで中古のものを探して安く購入
学費以外はなるべく節約。「授業で使う書籍は1冊数千円するものも多く、ネットで同じものの中古品を探しました。代わりに問題集は新品を買い、ボロボロになるまで使用。目標だった最短4年で卒業できました!」。