「好きな色?人気の色?どちらを選ぶ?」ここ5年で売れている車の色ベスト3

AI要約

クルマを購入する際のボディカラーの人気トップ3について紹介。

1位は「ホワイト」が約48.5%で最も多く、2位が「灰(グレー/シルバー)」、3位が「ブラック」。

小型乗用車と普通乗用車では好みの順位が若干異なる傾向が見られる。

「好きな色?人気の色?どちらを選ぶ?」ここ5年で売れている車の色ベスト3

クルマを購入するとき、悩むポイントのひとつであるボディカラー。「こっちの色もいいけど、このほうが無難かな」と、そうそう買い替えできないクルマであるだけに、いいと思うカラーを選ぶことが難しい、というのがまた、悩む要因のひとつになりますよね。

では、ほかの人はどんなボディカラーを選んでいるのか。国土交通省の協力機関である自動車検査登録情報協会の統計データ過去5年の動向から、ボディカラーの人気ベスト3をご紹介しましょう。

 

カッコいいスポーツカーが登場する漫画やアニメなどを見ていると、赤や黄、青、白黒パンダなど、様々なボディカラーの車が登場しています。「真っ赤なポルシェ」のように有名な歌のフレーズもありますよね。

そんなクルマのボディカラーについては、一般財団法人 自動車検査登録情報協会が発表している「乗用車の塗色別保有台数」によると、令和5年(2023)年における一番人気のボディカラーは「ホワイト」で全体の約48.5%。2位は「灰(グレー/シルバー)」で、全体の約17.1%、3位は「ブラック」で、全体の約17.0%、という結果でした。

2位と3位の差はほぼありませんが、1位のホワイトは断トツで多く、日本で選ばれるクルマの約2台に1台がホワイトを選んでいるということです。このホワイトには「ソリッドホワイト」のほか、キラキラしたラメが入っている「パールホワイト」なども含まれています。ちなみに4位以降は、「ブルー」(約6.5%)、5位「レッド」(約4.9%)、6位「ブラウン」(約2.1%)、7位「グリーン」(約1.4%)、8位「パープル」(約1.2%)、9位「イエロー」(約0.8%)、10位「オレンジ」(約0.4%)、という統計結果でした。

また、小型乗用車(いわゆる5ナンバー)と普通乗用車に統計データを分けてみてみると、小型乗用車では1位がホワイト(約45.3%)、2位はグレー/シルバー(約19.4%)、3位はブラック(約12.5%)という状況であるのに対し、普通乗用車は、1位がホワイト(約51.3%)であることは変わらないものの、2位はブラック(約21.0%)、3位がグレー/シルバー(約15.0%)と、2位と3位の結果が入れ替わる結果となっています。

小型乗用車を選ぶ人が、ブラックよりもグレー/シルバーを好む直接的な理由は定かではありませんが、シルバーはレンタカー向けなどによく選ばれやすいボディカラーであることが影響しているかもしれませんね。