港区の「手ぶらでおでかけ」 おむつがなくても大丈夫

AI要約

東京・港区では、乳幼児との外出支援を目的に、紙おむつとおしりふきを区民の施設などに設置、乳幼児連れの区民に無料で提供する取り組みを8月からスタートする。

子育て支援施設や図書館など41カ所で受け取れるほか、障害者就労施設に業務を委託し、障害者の就労支援にもつなげる計画もある。

地域ぐるみの子育て支援を推進する取り組み。外出時の荷物の多さを考えると、魅力的な支援制度と言える。

港区の「手ぶらでおでかけ」 おむつがなくても大丈夫

 赤ちゃんを連れて外出する時の荷物の多さを考えると、ちょっとちゅうちょする。ベビーカーやスナグリ、ミルク、おむつ。大きなバッグを持って赤ちゃんを抱っこするのは重労働だ。東京・港区では、乳幼児との外出支援を目的に、紙おむつとおしりふきを区民の施設などに設置、乳幼児連れの区民に無料で提供する取り組みを8月からスタートする。

 子ども家庭支援センターや児童館、港区役所、各地区総合支所、図書館といった区有施設など41カ所で受け取れる。区が購入したもののほか、寄付された未使用の紙おむつとおしり拭きも活用。地域ぐるみの子育て支援を推進する。さらにおむつの受発注、仕分け・梱包、配送業務、掲示物の作成などを障害者就労施設に委託し、障害者の就労支援にもつなげる計画だ。