長居する人が多すぎて、カフェはどこも満席…「スタバで勉強してたら嫌味を言われた」に集まった賛否両論

AI要約

カフェで勉強していたら嫌味を言われたというXのポストが話題となっている。

店での勉強利用に賛否両論があり、混雑するカフェやファミレスでの時間制限や対策が増えている。

飲食店専門経営コンサルタントの成田良爾氏による最近のカフェ利用の変化についてのコメントも紹介されている。

長居する人が多すぎて、カフェはどこも満席…「スタバで勉強してたら嫌味を言われた」に集まった賛否両論

カフェで勉強していたら嫌味を言われたというXのポストが6月に投稿され、話題となっていた。

《もうスタバで勉強するのやめようかな(悲しみ顔マーク) カフェで勉強アンチ増えすぎてる。 悲しいわ。 席半分以上空いてて混雑してない時(特に早朝)、かつ店員さんがOK出したら勉強してもいいと思いますけどね個人的には。 嫌がらせしてくるのやめてくれよ。》

このポストは1.3万“いいね”(7月22日現在)を獲得していたが、賛否両論があるのは想像に難くない。店のルールを守っているのであれば問題ないと肯定的な見方がある一方、勉強やPC作業で長時間利用することに批判的な考えを持つ人もおり、実際さまざまな意見が飛び交っていた。

コロナ禍が落ち着いて以来、都心部やターミナル駅を中心に、カフェやファミレスは多くの店舗で混雑している印象を受ける。筆者も休日にたびたび首都圏ターミナル駅のカフェチェーン店を利用するが、午後の混雑時間帯は満席状態の店ばかりで、3、4店舗回ってようやく空席を見つけられるということもよくある状況だ。

日本フードサービス協会会員社による『外食産業市場動向調査令和5年(2023 年)年間結果報告 JF外食産業動向調査 94-23年 年間データ(1月-12月合計)』によると、2023年「喫茶」の売上金額は前年比120.6%、利用客数は前年比109.3%と、コロナ禍で落ち込んだ数値が順調に回復している。

カフェ・ファミレスでの勉強に対して賛否両論が巻き起こるなか、近年では混雑時の対応として90分~120分といった時間制限を設けたり、コンセントの利用を禁止したり、勉強禁止の貼り紙をしたりと、対策に乗り出す店舗も増えてきている様子。

そこで今回は、近年見られるカフェやファミレスの利用者の変化や、店舗での勉強利用について、飲食店専門経営コンサルタントの成田良爾氏に話を伺った。(以下、「」内は成田氏のコメント)