「あえての高級賃貸」 25歳AIコンサルタントが家賃40万の部屋に住む理由 快適重視、ミニマリストの暮らし

AI要約

日本では、ひとりで暮らす人が増加しており、2023年には全体の34%を占める見込み。

AIコンサルタントの臼井拓水さん25歳は、代官山にある1LDKの高級賃貸に住むが、住む場所にはこだわりがないと話す。

24時間仕事に捧げていた過去の生活から一転して、今では自宅のバルコニーを楽しむ余裕を持っている。

「あえての高級賃貸」 25歳AIコンサルタントが家賃40万の部屋に住む理由 快適重視、ミニマリストの暮らし

日本では、ひとりで暮らす人が増加している。2023年の「ひとり暮らし」世帯は全体の34%を占め、統計が始まって以来、過去最多。本連載「だから、ひとり暮らし」では、ひとりで暮らす人々を自宅で取材し、そのライフスタイルや、心のうちをひもといてゆく。

■24時間を仕事に捧げる若きAIコンサルタント

 今回自宅で取材をしたのは、AIコンサルタントの臼井拓水さん25歳。

 新卒でアマゾン(Amazon Japan)に入社し、2023年10月に法人向けのAI研修やDX支援を主に行う会社を設立した。SNSではYouTubeとInstagram、Xを合わせると約22万人のフォロワーがいる発信者だ。

 現在の住まいは代官山にあるルーフバルコニー付きの1LDKで、その家賃約40万円。高額賃貸に暮らす臼井さんだが、実は住む場所には全くこだわりがないという。

【写真】都心の高級賃貸に暮らすミニマリストの部屋の様子は? (10枚)

 「この部屋には、数日前に引っ越してきたばかりです。今回の引っ越しでは、あえてこういう部屋を選んだのですが、前の部屋はごく普通の内装でした。

 僕は住むところには無頓着で、前の家はガスも引いてなかったんです。食事は全て外食。冷蔵庫もなかったので、ゼリー飲料とビタミン飲料を買いこんで、家では常温のそれらで空腹を紛らわせていました。シャワーは近くのジムで済ませるのが日課でした。

 24時間仕事のために生きていたので、ほかの要素は要らないと思っていたんです」(臼井さん 以下の発言全て)

■「あえての高級賃貸」を選んだ理由

 入居したての部屋はシンプルな間取りながら、グレーを基調にした内装に、ルーフトップバルコニーへと続くリビングイン階段がアクセントとなった、特徴的な物件だ。

 「この家を選んだのは、空が見えるバルコニーが気に入ったからです。代官山という立地もポイントでした。打ち合わせで都心の六本木や渋谷などに出向くことが多いので、アクセスが良く時短になります。