温めてそのまま食べられる!市販の「豆腐入り麻婆豆腐の素」をプロが採点 食べ比べランキング【麻婆丼部門1~9位】
1971年6月に『丸美屋』の『麻婆豆腐の素』が発売されてから53年後のいまでは各メーカーから数多くの『素』が発売され、おいしさを競っている。
その中には、豆腐も入りで温めるだけですぐ食べられるお手軽品も。
審査員の合計点で忖度なしのランキングを作成しました。
1971年6月に『丸美屋』の『麻婆豆腐の素』が発売されてから53年後のいまでは各メーカーから数多くの『素』が発売され、おいしさを競っている。その中には、豆腐も入りで温めるだけですぐ食べられるお手軽品も。そこで、そんな商品をごはんにのせた麻婆丼にして、3名のプロが食べ比べ! 審査員の合計点で忖度なしのランキングを作成しました。
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《審査員》
・料理研究家・管理栄養士の満留邦子さん
・麻婆豆腐マニアのアーティスト・藤崎涼さん
・「中国菜エスサワダ」オーナーシェフの澤田州平さん
辛さは基本「中辛」で調査。各商品とも、具が“豆腐”“長ねぎ”“豚ひき肉”(元々入っている具材はその具材を利用)になるように不足具材を足して調理し、「おいしさ」「香り」「バランス」「コスパ」をそれぞれ10点満点で審査した。
◆料理研究家・管理栄養士の満留邦子さん
家族の健康を考えた「家庭料理」が得意で、書籍、雑誌や新聞、企業のレシピ開発、料理教室など食にかかわるさまざまな活動を行う。『あさイチ』(NHK)などテレビ出演も多い。
◆ドラマー・音楽プロデューサーの藤崎涼さん
ドラマーとして横浜銀蝿一家などのサポートや音楽プロデューサーとして活躍しながら、週に4回は「朝マーボー」を実践する麻婆豆腐マニア。『マツコの知らない世界』(TBS系)などに出演。
◆「中国菜エスサワダ」オーナーシェフの澤田州平さん
本場香港で修業を積み、中国料理の真髄を学んだ後、2016年大阪に「中国菜エスサワダ」を開業し、ミシュラン1つ星獲得。『ジョブチューン』(TBS系)の審査員としてもおなじみ。
【おいしさ:16】【香り:16】【バランス:18】【コスパ:17】
豆腐と麻婆あんを混ぜて炒めたくずし豆腐タイプ。芝大門にある「麻婆豆腐」が名物の行列店「味芳斎」の味。「フレッシュな豆板醤の味」(藤崎さん)。「辛さが初めにくる。ごはんと相性◎」(満留さん)。「旨みが強く、炒めたくずし豆腐入りのあんは、麺料理にも合いそう」(澤田さん)。