夏ガーデンにおすすめの《美しい花を咲かせる宿根草 7選》暑さに強い＆ナチュラル！

庭で育てている植物が心配になるほど、日本各地で記録的な猛暑が続いています。人間だけでなく、植物にとっても過酷な環境になっているので、できるだけ半日陰や涼しい場所に移動させて夏を乗り切りましょう。

庭で植物を育てる場合は、植物が生育しやすい環境を整えながら、なるべく暑さに強い植物を選ぶようにしましょう。夏の間じゅう、美しい花を咲かせて私たちを楽しませてくれます。

そこで今回は、夏ガーデンにおすすめの美しい花が咲く宿根草について参考価格とともに紹介します。さっそくみていきましょう。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

　・エキナセア

　・キキョウ

　・モナルダ

　・クレマチス

　・カンナ

　・ヘリオプシス

　・ベロニカ

●エキナセア

ユニークな姿のエキナセアは夏に開花する注目の宿根草です。品種が多く、花の姿もそれぞれ異なります。とくに中心部がイガグリのように盛り上がり、花弁が傘のように垂れ下がる品種は、素朴な雰囲気が魅力です。ナチュラルガーデンにもおすすめです。

※参考価格:300～600円前後（3号ポット苗）

●キキョウ

和の趣が感じられるキキョウは、ブルーやパープル、ホワイトの気品のある花を咲かせる宿根草です。見た目も涼しげで夏ガーデンにもぴったりの植物です。

日当たりのよい場所で育てる必要がありますが、夏の直射日光でダメージを受ける場合があります。明るい日陰や半日陰で育てて、様子をみてみましょう。

※参考価格:500円前後（3号ポット苗）

●モナルダ

モナルダは、夏ガーデンにぴったりの情熱的な花を咲かせる宿根草です。花色がレッドの品種は大変鮮やかで、燃えるような姿と相まって、ガーデンを明るく彩ります。

他にも爽やかなホワイトの花、キュートなピンクの花を咲かせる種類もあります。暑さ寒さに強い強健種で、香りも楽しめます。

※参考価格:600～1000円前後（3号ポット苗）

●クレマチス

気品のある美しい花を咲かせるクレマチス。世界中で愛されている人気の宿根草です。品種によって開花時期が異なり、夏ガーデンでは、定番品種が多い四季咲き、個性的な花が多い夏咲きタイプが楽しめます。

とくに夏咲きタイプはクレマチスに珍しいイエローの花が咲く品種もあります。四季咲きと組み合わせて植えると豪華な雰囲気になります。

※参考価格:1000～2000円前後（3号ポット苗）

●カンナ

夏らしいレッドやオレンジの鮮やかな花を咲かせるカンナ。大きな葉も特徴的で、とくに銅葉の品種は大人っぽい印象です。

カンナは夏の暑さにも負けずに開花し、乾燥にも強い性質です。暑さが心配な場合は、鉢植えにして育てれば状況に応じて移動させることができます。

※参考価格:500円前後（3号ポット苗）

●ヘリオプシス

小さなヒマワリのような花を咲かせるヘリオプシス。ヒメヒマワリとも呼ばれ、花色はイエローがメインですが、くすみオレンジなどのアンティークカラーもあります。

葉色が濃い品種はシックな印象で、花が咲かない時期はリーフプランツとしても楽しめます。

※参考価格:600～900円前後（3号ポット苗）

●ベロニカ

品種が多いベロニカは、パープルやブルーの美しい花が咲く宿根草です。草丈が高く、ロウソクのような花穂が群生すると見ごたえがあります。

草丈が低めの品種もあり、人気の「ベロニカ・オックスフォードブルー」は這い性の品種です。こちらも美しいブルーの花が楽しめます。

※参考価格:300～800円前後（3号ポット苗）

今回は夏ガーデンにおすすめの、美しい花が咲く宿根草について紹介しました。

夏のガーデニング作業は、比較的涼しい朝夕におこなっている人が多いと思いますが、朝から25度を超える状況では、植物のお世話に時間をかけられないかもしれません。

暑さで体調を崩さないためにも無理をしないことが大切です。夏は育てる植物の数を減らすなど、上手に植物と付き合いながら、ガーデニングを楽しんでくださいね。