悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴【秋篠宮家の学校選び】

AI要約

悠仁さまの進学先についての問題が取り上げられている。父や母の対応により、学校選びに対する世間の反応が厳しいものとなっており、宮内庁の関係者たちも困惑している。

悠仁さまの進学先を巡り、学習院との関係から宮内庁関係者の意見が分かれており、職員たちの心身が疲弊している状況が描かれる。

世間の反応や宮内庁内での不満が高まっており、秋篠宮家は職員と世間の声に困惑している様子がうかがえる。

悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴【秋篠宮家の学校選び】

【秋篠宮家の学校選び】#30

「悠仁さまが東大に合格しても筑波大に合格しても、それを祝うムードは生まれそうにない」と悲観するのは宮内庁OB。

「高校合格の時もそうだった」と振り返る。悠仁さまの入学を念頭につくられた時限的な「提携校進学制度」を使い、難関の筑波大付属高校に合格した。リンカーンの言葉になぞらえ、「秋篠宮家の秋篠宮家による秋篠宮家のためのルール変更」といわれた。

■イニシアチブをとったのは母・紀子さま

 ただ、主導したのは父・秋篠宮さまではない。「男女分け隔てなく」が教育方針であり、悠仁さまを特別扱いしているとみられるのをひどく嫌った。イニシアチブをとったのは母・紀子さまだという。「将来の天皇にふさわしい学歴が必要だと焦られていた」と皇室記者は話す。

 フェアに見えないこうしたやり方によるイメージの低下は深刻だ。4月、共同通信が女性天皇を認める人が9割という調査結果を発表した。「その後、愛子天皇を望む声が高まっているとの報道が相次ぎ、半年近くたった今もまったく沈静化せず、宮内庁も頭を抱えている」(同庁OB)という。

 バッシングが一度出ると、そのあといつまでも尾を引くのが現在の構図になっている。そうした流れは大学進学にも暗い影を落としている。8月中旬から下旬にかけインターネット上で行われた悠仁さまの東大推薦入学に反対する呼びかけに1.2万を超える署名が集まった。誹謗中傷が含まれていたことに加え、“法の下の平等”に抵触する可能性も指摘され、この活動は2週間で打ち切られた。だが、宮内庁にとってその衝撃は愛子天皇待望論と同様、あまりに大きかった。

「9月に入り、終了から10日以上たってもその余波は続いている。この署名活動の結果は起こるべくして起こったとの声が次々に寄せられ、秋篠宮家に対する反発が想像以上に強いことをうかがわせた」(皇室記者)

 こうした世間の反応に、宮内庁の中ではいらだちが広がっているという。「今さらながら、なぜ学習院でダメだったのかといった恨みつらみが聞こえてくる」と前出の宮内庁OBは証言する。悠仁さまは幼稚園から現在の高校まで一度も皇室御用達の学習院の地に足を踏み入れていない。

「これまでの慣習にならわなかったために、秋篠宮家に関係する部署にかかる負担は倍以上になり、みんなてんてこ舞いさせられている。しかも世間の空気も伝わってきて、職員の大半は心身ともに疲弊しきっている」

 この宮内庁OBにはかつての部下たちからしばしば相談の連絡がくる。中には「もうやめたい」と切羽詰まった訴えも。

「悠仁さまの進学先についても、秋篠宮家の決断待ち。具体的な大学名は一切伝わってこず、準備がまったくできないと悲鳴が上がっていた」

 可能なら大学は学習院に行ってもらいたいと本音を明かす職員も少なくないという。もはや学習院という選択肢はありえないとの見方が大勢を占めるが、秋篠宮家には職員たちの困惑や世間の声が届いているのだろうか。

(田中幾太郎/ジャーナリスト)