「男のクセに泣くな!とアゴを蹴り上げ...」妻からDVが急増中。エリート勤務医が見抜けなかった「最愛の人の病巣」

AI要約

医師・田中孝明さんは結婚1年の妻からの暴力に悩まされており、離婚理由の統計では暴力を振るう妻の割合が高いことが明らかになっている。

孝明さんはエリート医学部卒で女性に興味がなかったが、大学で多くの女性と関係を持つようになり、医師との結婚希望者が殺到する中、結婚や恋愛を後回しにしてしまった。

忙しい医師生活を送る中、恋愛や結婚に後れをとり、33歳までに気が付いてしまった孝明さんの過去と現在の状況が描かれている。

「男のクセに泣くな!とアゴを蹴り上げ...」妻からDVが急増中。エリート勤務医が見抜けなかった「最愛の人の病巣」

『不倫女子のリアル』などの著書を持つ作家、沢木文のレポート。

今回は生後6か月のお子さんがいる医師・田中孝明さん(仮名 35)に話を聞いた。彼は結婚1年の妻(30)からの暴力に悩まされている。

2020年の司法統計を見ると、離婚申し立ての理由の一位は「性格の不一致」で、夫59.6%、妻35.7%だった。不倫がブームだが異性関係は意外と少なく、夫13.7%、妻14.9%。男女差があったのは、「暴力を振るう」で、夫9.3%に対し、妻19.7%が理由として挙げていた。

孝明さんは、都内の超名門中高一貫校から、私大の医学部に現役で進学したエリートだ。

「みんな、そう言いますけれど、僕自身は特に好きなことも、夢中になることもなかったから勉強していただけなんです。勉強していれば、部活に誘われないし、友達と遊ばなくて済みますから」

母は歯科医、父は勤務医の家庭の1人っ子として生まれ、お手伝いさんに育てられたという。

「両親ともに尊敬しています。母は高齢者医療を、父は地域医療に尽力し、人からも尊敬されています。ただ、自分の仕事に夢中でやることも多く、あまり僕を構わなかったかもしれません。小学校の時、家族旅行というものがあると初めて知りました」

とはいえ、ネグレクトをされていたわけではない。家族で食事に行くこともあれば、模試で好成績をマークするとほめてくれていた。

「ただ、叱られたことがないんです。僕がいたずらなどをしないというのもありましたけれど。異性にもさほど興味がなく、18歳で高校を出るまでは母やお手伝いさん、親族、先生以外の女性とは会話らしいことをしたことがなかったです。女性に全く免疫がなかった」

大学に入ると、女性が群がって来た。医師と結婚したい女性は山のようにおり、真面目な孝明さんは標的になる。

「太っているし、当時から髪も薄いし、モテるタイプではない。それなのに女性がワッと来ました。6年間で100人以上の女性と関係を持ったかもしれない。ウチまで押しかけてきたり、トイレに引っ張り込まれて口でされたり、ホテルに連れ込まれるのは日常茶飯事でした」

それは、自分が愛されているのではなく、医師だからモテていると気付いていたそう。

「先輩からは、“医学部の女子以外は、全員遊び相手”と言われていました。いざ結婚しようと思っても、いい子は学生結婚しています。出遅れたと思ううちに、国家試験があり、合格したら研修医生活がスタート。そうなると恋愛と結婚どころではない。12時間勤務のちに、5日連続当直とか、普通にしていました」

忙殺されるうちに、気が付けば33歳になっていたという。