「強制性交はなかった」…県医師会が被害女性とのメール一部公表し主張会見 女性側が抗議文「女性への個人攻撃。ネット映像の削除や謝罪にも応じず」

AI要約

新型コロナウイルス宿泊療養施設で女性に同意なく性的行為をした男性が強制性交の疑いで書類送検されるも不起訴になった事件について、被害女性側が同会側に抗議文を送ったことが明らかになった。

被害女性側は、会見で女性が特定される可能性がある情報が開示されたとしてインターネット上の会見映像の削除や謝罪を求めているが、実行されていない。

女性側は再捜査や起訴を求め、検察審査会に申し立てを行っている。

「強制性交はなかった」…県医師会が被害女性とのメール一部公表し主張会見 女性側が抗議文「女性への個人攻撃。ネット映像の削除や謝罪にも応じず」

 新型コロナウイルス宿泊療養施設で女性に同意なく性的行為をしたとして、鹿児島県医師会元職員の男性が強制性交の疑いで書類送検され不起訴になった事件を巡り、被害女性側が22日、同会側に抗議文を送ったことを明らかにした。同会が先月開いた記者会見の内容を「女性への個人攻撃だ」などと非難している。

 抗議文などによると、会見で女性が特定される可能性がある情報が開示されたとした。インターネット上に公開された会見映像の削除や謝罪を求めたが、22日時点で実行されていないという。

 一連の問題を巡って女性側は、2021年9月、男性から複数回、性的暴行を受けたと訴えていた。同会は今年6月27日の会見で「強制性交はなかった」と改めて強調。主張を補強するとして当事者間のメールの一部などを公表した。

 女性側は再捜査や起訴を求め、1月31日付で検察審査会に申し立てている。