【中島史恵メソッドで、更年期も快適&美しく! ④】中島史恵ヨガで、痛みが生じやすい股関節や膝をほぐす!

AI要約

股関節や膝の痛みについての改善ポイントとして、股関節軟骨の摩耗や筋肉の硬さ、膝関節や筋肉の問題が挙げられる。ストレッチを通じて柔軟性を高めることが重要。

股関節痛と膝痛の予防・改善に適したポーズを紹介。膝を曲げたり回したりする動きで、股関節の可動域を広げるポーズが効果的。

具体的なポーズとして、両膝を曲げて曲げたり内側に向けたりする動きを取り入れることで、股関節や膝の痛みの改善に効果がある。

【中島史恵メソッドで、更年期も快適&美しく! ④】中島史恵ヨガで、痛みが生じやすい股関節や膝をほぐす!

1994年「シェイプUPガールズ」でデビュー、現在はヨガインストラクターとしても活躍する中島史恵さんに、更年期のさまざまな不調に効果的なヨガを教えてもらう連載、第4回。今回は加齢とともに生じやすい股関節や膝の痛みの改善によいヨガを教えてもらった。

股関節や膝には痛みが出やすくなりがち。改善のポイントはあるのだろうか。

「まず股関節の痛みは、股関節にある軟骨が、使いすぎなどの原因ですり減ることで起きやすくなります。痛みがひどい場合は、まず整形外科を受診することをおすすめします。痛みがそこまでひどくない場合は、長時間座っていることなどによって股関節まわりの筋肉が硬くなっていることが痛みの原因になっていることもあるので、股関節をよく動かすストレッチをして、柔軟性を取り戻すことで改善しやすくなります。

また、膝の場合も、痛みがひどい場合は整形外科を受診しましょう。痛みがそこまで強くない場合は、膝まわりのリンパや血液の滞り、膝の関節や筋肉が硬くなっていることが原因だったりもするので、膝をストレッチでよく伸ばして、リンパや血液の流れを促しましょう。痛みが改善しやすくなると思います。

股関節も膝も、ストレッチをしてみると、左右どちらかの動きが悪いことも多いので、その場合は、やりにくいほうを多めに行って、どちらも均等に動くように保つことも大切です」

以下が、中島さんおすすめの股関節痛と膝痛の予防・改善によいポーズ。症状がある人は取り入れてみて。

膝を回したり左右に倒したりする動きで、股関節の可動域を広げて柔軟性を高める。

①あお向けに寝て、両膝をそろえて曲げ、左右の手を膝に当てる。

②息を吸って、吐きながら足先を内側に向けて、両膝を回す。このとき、手と脚で押し合うようにしながら回そう。無理に大きく回すのでなく、お腹に力を入れた状態を保てる範囲で回す。内回し、外回し各3~5回。

③次に、両膝を曲げて両足を肩幅程度に開き、両腕を体の横から少し離した位置に置き、手のひらを下に向ける。息を吸って、吐きながら手で床を押して肩を下げる。