旬の「みょうが」スーパーで買うときにおいしいものを見分けるコツとは?

AI要約

みょうがの特徴や旬、選び方について詳細に解説されている。

おいしいみょうがを見分けるための3つのポイントが述べられている。

ふっくらした姿やしっかりした穂先、切り口の状態を確認することが重要。

旬の「みょうが」スーパーで買うときにおいしいものを見分けるコツとは?

さわやかな香りで、薬味に使われることが多い、みょうが。気温が上がり、みょうがの使用頻度が上がってくる今、おいしいみょうがの見分けかたを、野菜ソムリエプロで管理栄養士の小島香住さんに教えてもらいました。

1年中安定して手に入りますが、旬は初夏~秋にかけて。6月~8月に収穫されるものを「夏みょうが」、8月~10月に収穫されるものを「秋みょうが」と呼び、気温が上がる6月頃から出荷のピークを迎えます。さわやかな香りで薬味としてはもちろん、色を活かして甘酢漬けにしたり、料理へも幅広く使えるのが魅力です。特にそうめんや冷奴などを食べる機会が多い夏場は、常備しておきたい野菜のひとつですね。

おいしいみょうがを見分けるためには、3つのポイントをチェックしましょう。

●ふっくらしていてハリツヤがある

まず全体の形をチェックしていきます。ふっくらと丸みを帯びていて、ギュッとしまっているものを選びましょう。表面はハリツヤがよく、傷がないものがおすすめです。パックに入って売られているものは、少し見えづらいですが、古くなってくると、くすんでくるので形だけでなく、ハリやツヤもチェックするのがポイントです。

●穂先がしまっているもの

一般的に売られているみょうがは「花みょうが」というもので、土の中にある茎(地下茎)から出てきた花穂です。つまり、つぼみの部分になるのです。

成長が進むとつぼみが開いて、花が咲きます。穂先が開いているものは、花が咲くために養分を費やしているため、中がふかふかになっていたり、味が落ちていたりします。穂先がしっかりしまっているものを選ぶようにしましょう。

●切り口が新鮮なもの

切り口の状態を見て、鮮度をチェックします。切り口が白くみずみずしいものが、鮮度がよいみょうがです。収穫から時間が経つと、乾燥が進みだんだんと黒ずんできます。傷みやすい部分でもあるので、切り口が新鮮であるかも忘れずにチェックしましょう。