「歯磨き以外何もしていない」人はどのくらいいる?気になる「口腔ケア」の実態とは

AI要約

口腔ケアの傾向についての調査結果が発表され、歯磨き以外のケアをしていない人が41%いることが明らかになった。

デンタルフロスの使用率は40歳代が最も高く、舌の掃除をしている人は20歳代が優位だった。

厚労省のウェブサイトでは舌の清掃が口臭予防のポイントとして挙げられており、舌苔の除去が効果的であるとしている。

「歯磨き以外何もしていない」人はどのくらいいる?気になる「口腔ケア」の実態とは

皆さんは「口腔ケア」をどの程度行っていますか?例えば、歯ブラシだけでなく、歯と歯の間を掃除するデンタルフロスもしているという人もいるかもしれません。

厚生労働省が2023年に発表した「歯科疾患実態調査」(2022年)をもとに、マウスピース矯正などを行うスマイルモアが口腔ケアの傾向について発表しました。

歯磨き以外何もしてない人は?

スマイルモアによると、「歯科疾患実態調査」に応じた2692人のうち、41%が「歯磨き以外何もしていない」と回答しました。

また、「歯間部を清掃している人の割合」(デンタルフロス)は40歳代が最も多く、男性が49%、女性が66%だったといいます。最も清掃率が低かったのは、20歳以下の男性で25%でした。

このほか、「歯磨きに加えて舌の掃除をおこなっている人の割合」は、20歳代の男性(30%)と20歳代の女性(34%)がほかの世代と比較して高かったとといいます。

なお、厚労省のウェブサイトでは、口臭を防ぐポイントとして、「舌の清掃」を挙げています。

口臭の原因はほとんどが舌の表面につく白いこけ状の「舌苔(ぜったい)」だといい、「舌の清掃による舌苔の除去が最も有効な予防法」としていました。

皆さんも参考にしてみてください。

【参照:スマイルモア】