働いているはずなのに全然終わらない…「仕事が終わらない症候群」“ビジーフール”かも!【チェックリストあり】

AI要約

生産性の向上を目指しているが、多くの人がバランスや時間管理に悩んでいる状況を紹介。

忙しい社会において、技術の進化が逆にストレスを引き起こしている状況を説明。

ビジーフール症候群の危険性や自己診断方法、失われた生産性の取り戻し方について触れられている。

働いているはずなのに全然終わらない…「仕事が終わらない症候群」“ビジーフール”かも!【チェックリストあり】

生産性の向上は、私たちが常に目指していること。その結果、ワークライフのバランスが取れていて、すべてのタスクにチェックを入れても時間に余裕があるときは、ものすごく気分がよい。でも、悲しいことに多くの人は、この気分をめったに味わうことがない。

何しろ人生は忙しい。仕事のメールは波のように押し寄せてくるし、洗濯物とTo-Doリストは増える一方。その中ですべてのことに抜け目なく対応するのは至難の業であると同時に、現代社会の最大のパラドックスの1つでもある。

これだけテクノロジーが進化すれば、私たちの生活も楽になっていいはずなのに、実際は多くの人が余計に大きなストレスを感じている。手元のスマホも鳴りやまない。こんな状態で何かを片付ける時間など、一体どこにあるというのか?

“ビジーフール症候群”は、この忙しくてナンボの社会が生み出した現象だ。ビジーフール(忙しいだけで出来が悪い)症候群は、ハチャメチャに忙しいけれど、実際は問題の火消し作業とコミュニケーション(電話やメール)に追われているだけで、大事な仕事には全然手をつけられず、アウトプットの面で望む結果が出せない状態を指す言葉。

これはバーンアウトにもつながりかねない危険な状態。しかも、ビジーフール症候群は、自分でも知らないうちに発症しているケースが多い。

そこで今回は、誰もが簡単に自分の状態を確認できるビジーフール症候群の診断テストを用意した。現状さえ分かればあとは、忙しいだけの日々に終止符を打ち、失われた生産性を取り戻す方法を学ぶだけ!  イギリス版ウィメンズヘルスから見ていこう。

あなたはいくつ当てはまる? A.B.Cの中でどのアルファベットが一番多いか数えてみて!

A)新しいリクエストに気を取られて既存の仕事がおろそかにならないよう、タスクに優先順位をつける。

B)仕事のメールに目を通し、昨日やり残した仕事を片付ける。

C)何から手を付けたらいいのか分からず、大量のコーヒーを飲みながらプレッシャーと恐怖を感じる。