口内炎や抜歯で痛くて食べられない!6割以上が経験していた「口の中の痛み」、みんなが頼った食べ物リスト公開
口の中の痛みに苦しんだ経験を持つ500名を対象にアンケートを実施し、口内炎や親知らずの抜歯などが最も多かったことがわかった。
痛みを抱える時に食べるものとして、おかゆやゼリー、ヨーグルトなどの食品が挙がり、市販品を利用する傾向が見られた。
食事に工夫を凝らし、柔らかくて消化に良い食品で痛みを乗り越える多くの人々がいることが明らかになった。
あなたはこれまでに口内炎、歯列矯正、親知らず抜歯、体調不良などで、口の中の痛みに苦しんだ経験はありませんか? 口の中が痛いと固形物が食べられず、食事が不自由になりますよね。しかも、患部の痛みだけでなく、集中力が欠けたり、イライラしたり、不眠症になったり、地味に様々な症状を伴いとても辛いものです。そこで今回は20~60代の500名にアンケートを実施し、どんな口の中の痛みを経験し、どんな対策で乗り切ってきたのかを調査。実は皆さん、様々な工夫をして、食べ物を摂取していることがわかりました。
まずは口の中の痛みについて尋ねたところ、最も多かったのは「口内炎」で約25%、次いで「風邪」「親知らずの抜歯」がそれぞれ約2割程度でした。長期間痛みが続く「歯列矯正」を経験した人は3.6%と予想以上に少ない結果となりました。
■あなたは口の中の痛みに苦しんだ経験はありますか?■(※複数回答あり)
「一度も経験はない」……38.4%(192人)
「口内炎で経験した」……24.8%(124人)
「風邪で経験した」……20.8%(104人)
「親知らず抜歯で経験した」……19.4%(97人)
「胃腸炎で経験した」……13.0%(65人)
「その他の理由で経験した」……10.8%(54人)
「歯列矯正で経験した」……3.6%(18人)
それでは、実際に固形物が食べられなかった時、みなさんはどんなものを食べているのでしょう。口の中の痛みを経験したことがある308名にアンケートで尋ねたところ、最も多かったのは、消化がよくて食べやすい「おかゆ」という結果に。2位、3位はしっかり噛まずに食べられる「ゼリー」、「ヨーグルト」と続きました。4位以降、意見がばらけましたが、全体的に柔らかくて、栄養価が高く、消化にいいものがランクインしました。
■口の中が痛いときに食べるものランキングTOP10■(※複数回答あり)
1位 「おかゆ」……31.8%(98人)
2位 「ゼリー」……25.3%(78人)
3位 「ヨーグルト」…… 13.3%(41人)
4位 「コーンフレーク・フルグラ」……5.2%(16人)
4位(同率) 「うどん」……5.2%(16人)
6位 「プリン」……4.9%(15人)
7位 「バナナ」……4.2%(13人)
8位 「豆腐」……3.2%(10人)
9位 「雑炊」……2.9%(9人)
10位 「ジュース」……2.6%(8人)
10位(同率) 「流動食」……2.6%(8人)
簡単に食べられる市販品を利用している人が多いことがわかります。最近はレトルトのおかゆや雑炊、うどんも売られているので、手軽に食べられるのも便利ですね。