Galaxy Z Fold6レビュー - 「快適なAI活用のためにハイエンド端末を選ぶ」時代の到来か?

AI要約

Samsungの最新折りたたみ端末「Galaxy Z Fold6」が登場。薄く、軽くなり、AI性能も向上。

「Galaxy Z」シリーズには横開きの「Z Fold6」と縦開きの「Z Flip6」の2モデルが存在。

デザインが変わり、スペックが強化された「Z Fold6」。厚さや重さが軽量化された。

Galaxy Z Fold6レビュー - 「快適なAI活用のためにハイエンド端末を選ぶ」時代の到来か?

Samsungの折りたたみ端末「Galaxy Z」シリーズの最新モデル「Galaxy Z Fold6」が登場しました。長年折りたたみスマートフォン市場をリードしてきたSamsungの最新モデルをさっそくチェックしていきましょう。

■薄く、軽くなった「Z Fold6」

折りたたみスマートフォンは、Samsungが長年取り組んできたジャンルで、最近はスマートフォン各社が追随しているので選択肢が増えています。ただし、「日本に正式に投入されている」という意味では意外に選択肢は少なく、特に横開きの製品を提供しているのは現時点でSamsungとGoogleだけという状況です。

今回も「Galaxy Z」シリーズとしては、閉じた状態だとスマートフォン、開くとタブレットになる横開きタイプの折りたたみスマートフォンである「Galaxy Z Fold6」、閉じた状態だとコンパクトに持ち運べて、開くと大画面スマートフォンになる縦開きタイプの「Galaxy Z Flip6」の2モデルが登場しています。

Samsungでは、従来のスペックを強化したことに加え、AI性能を搭載した点をアピールしており、使い勝手の向上などが特徴となっています。

ハードウェア面では、わずかにコンパクトになってデザインが変わりました。

Galaxy Z Fold5

Galaxy Z Fold6

本体サイズ(閉じた状態)

H154.9×W67.1×D13.4mm

H153.5×W68.1×D12.1mm

本体サイズ(開いた状態)

H154.9×W129.9×D6.1mm

H153.5×W132.6×D5.6mm

重さ

253g

239g

画面サイズ(閉じた状態)

6.2型(904×2,316)

6.3型(968×2,376)

画面サイズ(開いた状態)

7.6型(2,176×1,812)

7.6型(2,160×1,856)

「Z Fold6」は「Z Fold5」に比べて薄く軽くなっており、持ち比べるとその違いをわずかですが感じることができます。ただし、初めて触れる人が目に見えて薄いと感じるほどではありませんし、例えばシャオミの横開き型折りたたみスマートフォン「Xiaomi MIX Fold 4」は、折りたたみ時の厚さが9.47mm、開いた時で4.59mmなので、「Z Fold6」ももうひとがんばりしてほしかったところです。