H3ロケット4号機、10月20日に打ち上げ–宇宙安保に関わる「きらめき3号」搭載

AI要約

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10月20日にH3ロケット4号機を打ち上げると発表。

打ち上げ目標は防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」の軌道投入。

「きらめき」シリーズの衛星は広帯域通信が可能で、重要な情報通信に用いられる。

H3ロケット4号機、10月20日に打ち上げ–宇宙安保に関わる「きらめき3号」搭載

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月27日、H3ロケット4号機を10月20日に打ち上げると発表した。打ち上げ場所は種子島宇宙センターで、打ち上げ時間帯は15時42分~17時30分だ。

 同打ち上げでは、防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」の軌道投入をめざす。同衛星は、自衛隊の部隊運用において極めて重要な指揮統制などの情報通信に用いられる。すでに1号機、2号機を打ち上げており、3号機の打ち上げで3機体制を構築する。

 宇宙と安全保障は切り離せない関係となっており、技術革新が進む分野の1つとなっている。「きらめき」シリーズでは、画像や映像データを送受信できる広帯域通信が可能で、海外活動など広域での通信の確保も可能となる。

 JAXA