# 軍事技術

「戦車にもなる」「負傷者も運べる」実はほぼラジコン!? 変幻自在の「ロボ車両」戦場を変える? 陸自はどう使うのか
7時間前

「戦車にもなる」「負傷者も運べる」実はほぼラジコン!? 変幻自在の「ロボ車両」戦場を変える? 陸自はどう使うのか

 ウクライナ国防省は2024年5月、同国経済産業省および国軍参謀本部と共同で、負傷兵や病人を前線から安全な後方へ輸送する担架型UGV(無人車両)の実証実験を行ったことを明らかにしました。 実証実験で使用されたUGVはタイヤで走行する装輪式と、履帯(いわゆるキャタピラ)で走行する装

豪政府、機密管理で米ITと提携 クラウド整備に2200億円
2024.07.04

豪政府、機密管理で米ITと提携 クラウド整備に2200億円

 【シドニー時事】オーストラリア政府は4日、軍事を中心とする機密情報の管理で、米IT大手アマゾン・ドット・コム傘下のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と提携すると発表した。 20億豪ドル(約2200億円)を投じてクラウド管理の拠点やシステムを整備し、2027年の稼働を目指す。<

戦闘機として「普通に飛べる、けど使えない」衝撃の理由って!? 旧ソ連 “最初のジェットMiG” がある意味伝説だった
2024.07.04

戦闘機として「普通に飛べる、けど使えない」衝撃の理由って!? 旧ソ連 “最初のジェットMiG” がある意味伝説だった

 ソビエト連邦(現ロシア)の名門航空機メーカーとして知られる「ミグ(MiG)」、正式名ミコヤン・グレヴィッチ設計局(OKB-155)は、歴史に名を刻む傑作機を数多く設計・製造し、冷戦時代にはソ連製戦闘機の代名詞的存在にもなっていました。 しかし、その栄光の裏には数々の挑戦と失敗が

中国、ロシア向けに殺傷能力のある攻撃ドローンを生産・試験
2024.07.03

中国、ロシア向けに殺傷能力のある攻撃ドローンを生産・試験

(ブルームバーグ): 中国とロシアの企業は、ウクライナでの戦争で用いられたイランのモデルに類似した攻撃ドローンを開発している。事情に詳しい複数の欧州当局者が明らかにした。西側当局者が警告してきたような殺傷能力のある支援の提供に中国が近づきつつある可能性を示唆するものだ。原題:Ch

防衛省 サイバー人材確保へ総合戦略発表 AI活用の基本方針を初めて策定
2024.07.02

防衛省 サイバー人材確保へ総合戦略発表 AI活用の基本方針を初めて策定

防衛省は陸上自衛隊にサイバー分野の試験区分を新設し、入隊段階からキャリアを積ませるなどサイバー人材の確保・育成を目指す総合戦略を取りまとめました。木原防衛大臣:「自衛隊でしか得られない経験や付加価値などについて、より明確に発信することができるようになると考えておりま

北朝鮮 新型の超大型弾頭ミサイル実験「成功」と報道
2024.07.02

北朝鮮 新型の超大型弾頭ミサイル実験「成功」と報道

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は2日、ミサイル総局が1日に「4・5トン級超大型弾頭」を搭載した新型戦術弾道ミサイルの発射実験を行い、成功したと報じた。 発射実験は模擬弾頭を使い、最大射程500キロと最小射程90キロのミサイルの飛行安定性と命中正確性を確認する目的で行わ

米陸軍、CH-47FブロックII初受領 最新型チヌークで近代化
2024.07.01

米陸軍、CH-47FブロックII初受領 最新型チヌークで近代化

 ボーイングは現地時間7月1日、米陸軍に大型輸送ヘリコプターCH-47FブロックII「チヌーク」の初号機を引き渡したと発表した。陸軍の装備近代化の一環で、最大465機引き渡される計画のブロックII仕様で最初の機体となった。 CH-47FブロックIIは燃料タンクを再設計し、強化され

【速報】北朝鮮が日本海へ向け弾道ミサイル発射 韓国軍
2024.07.01

【速報】北朝鮮が日本海へ向け弾道ミサイル発射 韓国軍

韓国軍によりますと、北朝鮮が1日朝、日本海に向けて再び、未詳の弾道ミサイルを発射したということです。アメリカと韓国の情報当局が分析中です。 北朝鮮は先月26日にも弾道ミサイルを発射し、その後、「複数弾頭の分離・誘導制御の実験に成功した」と発表しています。 日米韓は先

地上ロボット兵器が戦争の行方を決める…ウクライナが資金調達を開始(海外)
2024.06.29

地上ロボット兵器が戦争の行方を決める…ウクライナが資金調達を開始(海外)

ウクライナは戦争遂行を支援するために多様な地上ロボット兵器を配備することを目指している。これらのロボットは攻撃を開始し、地雷を敷設し、前線に物資を届けることができる。ウクライナ政府高官の1人は、これが戦争における「次の大変革をもたらすテクノロジー」になる可能性がある

朝鮮労働党の中央委員会総会始まる 金正恩氏の軍事・外交政策に注目
2024.06.29

朝鮮労働党の中央委員会総会始まる 金正恩氏の軍事・外交政策に注目

 北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、朝鮮労働党の重要政策を決める中央委員会総会が28日に始まったと報じた。有事の際の軍事的な支援を盛り込んだ条約を結んだロシアとの関係強化や、軍事偵察衛星の打ち上げ計画が進むなか、金正恩(キムジョンウン)総書記が軍事・外交政策についてどのような方針を示すのか注目され

自称「究極のルクレール」仏の最先端戦車が初披露 「あれ、乗員増えてるけど…」コンセプトはもはや別次元!?
2024.06.28

自称「究極のルクレール」仏の最先端戦車が初披露 「あれ、乗員増えてるけど…」コンセプトはもはや別次元!?

 フランスの首都パリで2024年6月17日から21日まで開催されていた世界最大級の防衛見本市「ユーロサトリ2024」に、多国籍企業KNDSが次世代戦車のコンセプトモデル「ルクレール・エボリューション」を出展していました。「ルクレール・エボリューション」は、フランス陸軍の主力戦車「

「電気推進のステルス無人機!?」アメリカで新たなXプレーン「XRQ-73」が公開される!
2024.06.28

「電気推進のステルス無人機!?」アメリカで新たなXプレーン「XRQ-73」が公開される!

 アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は2024年6月24日、ハイブリッド電気推進航空機の実証プログラムが正式にアメリカの実験機・記録機シリーズである「Xプレーン」の指定を受けたと発表しました。 XRQ-73に指定されたこの航空機は、開発をノースロップ・グラマンが担当しており

日本と韓国、レーダー照射再発防止文書に署名 関係改善が加速か
2024.06.27

日本と韓国、レーダー照射再発防止文書に署名 関係改善が加速か

 海上自衛隊と韓国海軍は、日韓レーダー照射問題の再発防止策をまとめた文書の署名手続きを完了した。日本政府関係者が27日明らかにした。海上幕僚監部は署名の事実を認めつつ、いつ署名したかなどについては「相手国との関係があるため答えを控える」としている。6月の日韓防衛相会談で合意した再発防止策を完全

北朝鮮が多弾頭ミサイル実験に成功と主張 韓国軍「欺瞞・誇張にすぎない」
2024.06.27

北朝鮮が多弾頭ミサイル実験に成功と主張 韓国軍「欺瞞・誇張にすぎない」

【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は27日の記者会見で、北朝鮮が弾道ミサイルに複数の弾頭を搭載する多弾頭化の実験に成功したと主張したことについて、「北のミサイルは飛行の初期段階で爆発した」として、「北は違う内容を公開した。欺瞞(ぎまん)と誇張にすぎない」との認識を

北朝鮮、多弾頭ミサイルの実験成功と主張-韓国は失敗と分析
2024.06.27

北朝鮮、多弾頭ミサイルの実験成功と主張-韓国は失敗と分析

(ブルームバーグ): 北朝鮮は、最高指導者・金正恩朝鮮労働党総書記が目標とする、核攻撃能力を高める技術の獲得に向け、多弾頭ミサイルシステムの実験に成功したと主張した。国営朝鮮中央通信(KCNA)は27日、実験では、中距離弾道ミサイルの第一段エンジンを使い、分離された弾頭が3つの標

衛星画像で発見された米海軍の極秘潜水艇「マンタレイ」は、中ロに対抗する無人の自律型ドローン
2024.06.26

衛星画像で発見された米海軍の極秘潜水艇「マンタレイ」は、中ロに対抗する無人の自律型ドローン

米海軍が極秘で開発してきた無人潜水艇、通称「マンタレイ」が、最近のグーグルマップの最新の衛星画像で、カリフォルニア州ポートフエネメ海軍基地に停泊しているのが発見された。米ノースロップ・グラマン社が開発したこのハイテク潜水艇は、人間の介入なしに長時間の監視・輸送任務を遂行できる最先

ウクライナ軍のT-64戦車はまだまだ尽きない 新編旅団にも配備、長期戦に光明
2024.06.25

ウクライナ軍のT-64戦車はまだまだ尽きない 新編旅団にも配備、長期戦に光明

ウクライナ軍は昨年10月、第150独立機械化旅団を新たに編成した。ウクライナ軍の地上兵力を構成するおよそ100個旅団(編集注:陸軍、海兵隊、空中強襲軍の戦闘旅団の合計。領土防衛隊の30個旅団は含まず)を増強するため、小規模な動員で組織されたものだった。新たな旅団の編成自体は、とく

<北朝鮮はロシアの弾薬庫に>プーチン・金正恩の協力関係強化の意味と日本での暗躍とは
2024.06.25

<北朝鮮はロシアの弾薬庫に>プーチン・金正恩の協力関係強化の意味と日本での暗躍とは

 北朝鮮を公式訪問したロシアのプーチン大統領は、2024年6月19日、金正恩総書記と平壌で首脳会談を行った。その後両首脳は、一方が第三者の侵略を受けた場合、相互に支援する『包括的戦略パートナーシップ条約』を締結し、軍事的な協力関係を一段と高めた。 2023年の金正恩によるロシア訪

登戸研究所の幹部名簿発見 旧陸軍、秘密戦兵器を開発
2024.06.23

登戸研究所の幹部名簿発見 旧陸軍、秘密戦兵器を開発

 旧日本軍で暗殺用毒物など秘密戦の兵器を開発した第9陸軍技術研究所(登戸研究所)の幹部らの名簿が残されていることが23日、分かった。明治学院大国際平和研究所の松野誠也研究員(日本近現代史)が国立公文書館で発見した。登戸研究所が作成した資料は敗戦時に隠滅するよう陸軍中央が指示し、存在しないと考え

「90年前の機関砲」を搭載した“最新”対空車両が公開される! 見た目は古くても中身は違う?
2024.06.22

「90年前の機関砲」を搭載した“最新”対空車両が公開される! 見た目は古くても中身は違う?

 BAEシステムズは2024年6月13日、次世代40mm対空システム「Tridon(トリドン) Mk2」を公開しました。 トリドンMk2は、主に自爆ドローンの脅威から味方部隊やインフラを守るために開発された自走式の対空システムです。 使用する40mm機関砲はスウェー