「古くなった電子レンジを捨てたい……」ラクに処分するには? お金に換える方法もある?
電子レンジを処分する方法について、自治体の粗大ゴミ回収が最も簡単で確実な方法であること。
また、量販店などで購入時に引き取りサービスを利用する方法もあり、注意事項を確認すること。
使える状態の電子レンジはリサイクルショップやフリマサイトで引き取ってもらえる可能性もある。
使わなくなった電子レンジを処分するときにはどのような方法があるのでしょうか。できることなら、少しでも楽に処分したいところですよね。
「All About」ガイドで、調理家電に詳しいコヤマタカヒロが、正しい電子レンジの捨て方を回答します。
(今回の質問)
電子レンジを捨てたいです。ラクに処分するにはどうすればよいですか?
(回答)
基本的には粗大ゴミとして処分します。場合によっては下取りしてもらうことも可能ですが、自治体に粗大ゴミとして回収してもらうのが最も楽だと思います。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
電子レンジは家電リサイクル法の対象品目ではないので、基本的には住んでいる自治体のルールに則って、粗大ゴミとして処分することになります。自治体によっては不燃ゴミ扱いになることもあるため、自治体のWebページなどで確認しましょう。
また、お手軽な方法の1つに量販店などでの買い替え時に引き取ってもらう方法があります。配送時に同時に回収してもらえると非常にラクです。ただし、販売店によっては回収費用がかかる場合があるので確認しておきましょう。
なお、リサイクル業者などに回収してもらう場合、無許可の業者を利用しないよう注意してください。
電子レンジが使える状態の場合は、中古で引き取ってもらえることもあります。もちろん、きれいな状態であること、古すぎないことなど、多くの条件はありますが、可動品の場合、リサイクルショップなどに聞いてみるのも手です。
また、フリマサイトなどで売ることも可能。ですが、出品や発送、アフターケアなど、それなりに手間がかかります。
総合して考えると、最も楽なのは自治体の粗大ゴミとして処分してもらう方法だといえるでしょう。
この記事の筆者:コヤマ タカヒロ
1973年生まれ。家電とデジタルガジェットをメインに雑誌やWebなど様々な媒体で執筆するライター。執筆以外に監修やコンサルティングなども行っており、企業の製品開発、人材教育、PR戦略に関するアドバイザーなども務める。米・食味鑑定士の資格を所有。家電のテストと撮影のための家電スタジオ「コヤマキッチン」を用意。