iPhone 16/iPhone 16 Pro購入を見送るなら。最大1万7000円引き「iPhone 14/15」という選択肢
アップルは9月9日にiPhone 16/16 ProシリーズやApple Watch Series 10などを発表した。
新製品は9月20日に日本で発売予定で、既存モデルの値引きも実施中。
iPhone 16/16 ProシリーズはAI機能の日本語対応が2025年になるが、値引き価格なども考慮して購入を検討する価値あり。
アップルは9月9日(現地時間)に、iPhone 16/16 ProシリーズやApple Watch Series 10などを発表した。
日本での新製品はいずれも9月20日に発売予定。iPhone以外の製品はすでに予約も始まっている(iPhoneは9月13日予約開始)。
今回のiPhone 16/16 Proシリーズの発表では、A18/A18 Proチップや新ボタン「カメラコントロール」など注目すべき点はあるが、目玉機能である生成AI機能「Apple Intelligence」の日本語対応が2025年になることも判明し、なんとも歯痒いアップデートになった。
そのため「iPhone 16/16 Proは見送る」という人もいるかもしれない。ただ、バッテリーの劣化などで、すでに手持ちのiPhoneの日常使いに支障が出ている人もいるだろう。
アップルはiPhone 16/16 Proシリーズの発表の裏で、既存モデルの値引き等も実施している。それぞれの値引き額と特徴を抑えて「旧モデルの購入」も検討してみよう。
なお、アップル直販サイトでは整備品などを除きProモデルは最新モデル(現時点ではiPhone 16 Pro/16 Pro Max)しかない。
まずは、2023年9月22日に発売された「iPhone 15/15 Plus」から。以下、値引き前の価格は発表当時のもので、いずれも税込。
iPhone 15(128GB)……12万4800円
→11万2800円
iPhone 15(256GB)……13万9800円
→12万7800円
iPhone 15(512GB)……16万9800円
→15万7800円
iPhone 15 Plus(128GB)……13万9800円
→12万4800円
iPhone 15 Plus(256GB)……15万4800円
→13万9800円
iPhone 15 Plus(512GB)……18万4800円
→16万9800円
iPhone 15は1万2000円、iPhone 15 Plusは1万5000円の値引きになっている。本体カラーも特に変更はない。
iPhone 15はUSB Type-Cを搭載した最初の世代で、iPhone 14世代ではProのみの展開だった「ダイナミックアイランド」にも対応している。
iPhone 16のカメラの違いとしては、「空間ビデオや空間写真が撮れない」「超広角レンズでのマクロ撮影ができない」という点はあるものの、撮影画素数などはほぼ同じ。
発表時としては2世代前となる「A16」チップを載せているため、2025年になってもAI機能は確実に使えないが、「AIも空間収録も超広角もいらない」というのであれば、USB-Cに対応した使いやすい機器だと言える。