【新潟県】糸魚川市の驚くべき事実に2万いいね。地図大手ゼンリンが「最近聞いてわりとびっくりしたこと」と投稿

AI要約

地図大手のゼンリン(福岡県北九州市)が公式SNSで明かしたトリビアが話題になっています。新潟県の糸魚川市には糸魚川という川が存在しないことが驚きとなっている。

糸魚川市の命名理由には複数の説があり、糸魚という魚や糸井さんの名前が関連している可能性が示唆されている。

現在でも謎が残る糸魚川市の名前の由来について、さまざまな説が存在している。

【新潟県】糸魚川市の驚くべき事実に2万いいね。地図大手ゼンリンが「最近聞いてわりとびっくりしたこと」と投稿

地図大手のゼンリン(福岡県北九州市)が公式SNSで明かしたトリビアが「え?マジ((((゜д゜;))))」「知りませんでした」と話題になっています。

ゼンリンの公式アカウント(@ZENRIN_official)は9月6日、X(旧Twitter)に「最近聞いてわりとびっくりしたこと」とキャプションをつけて1枚の画像を投稿しました。

そこには、新潟県の上越地方にある人口約4万人の地方都市「糸魚川(いといがわ)市」の地図が描かれています。その上に「新潟県糸魚川市に糸魚川という川はありません」とデカデカと書かれていました。

地図大手企業のSNS担当者でも知らなかったというこのトリビアは、知らなかった人が続出。9月9日現在で2万1000件もの「いいね」がついています。

しかし、糸魚川という川がないのなら、なぜこんな地名がついたのでしょうか。糸魚川市役所の公式サイトが、さまざまな説を解説しています。

同市役所では古文書を元に「沼川」と呼ばれていた地域が、南北朝時代の1387年あたりを境に「糸魚川」と呼ばれるようになったと指摘。命名理由としては、諸説あるとして、以下の5つの説を紹介しています。

①弘法大師(空海)が竹管に糸を巻いて川に投じたところ、たちまち魚となって泳ぎまわった。

②対立する軍(どのような軍かは不明)がこの地で挑(いど)みあったので「いどみ川」から転じて「いといがわ」となった。

③淀(よどみ)川から転化して「いといがわ」となった。その他、災害がよくおこるので「厭(いとい)川」から転化した。

④糸魚(イトヨ)という魚が市内の河川に多く棲んでいたことから付いた。

⑤古代、(朝鮮半島にいた)新羅人が日本に渡り帰化人となり、糸井と名乗り、この地に住み着いたことから付いた。(『糸魚川市史』第1巻の執筆者である青木重孝さんの説)

魚のイトヨに由来するのか、糸井さんが住んでたからなのか……。謎は深まるばかりですね。ちなみに糸魚川市のマーク(市章)にも、名産のイトヨが描かれているそうです。