本厚木駅、海老名駅に多数の帰宅困難者 厚木市が滞在場所開放、地震影響で

AI要約

神奈川県内で発生した地震による影響で小田急小田原線の本厚木駅周辺に帰宅困難者が多く、厚木市は施設を開放した。

アミューあつぎ内のあつぎ市民交流プラザでは約30人が滞在中で、海老名駅でも帰宅困難者が多い状況。

運転再開まで不透明な状況に苦しむ利用客がおり、一時的な対応に頼るしかない様子。

本厚木駅、海老名駅に多数の帰宅困難者 厚木市が滞在場所開放、地震影響で

 9日夜に神奈川県内で発生した地震の影響で運転を見合わせている小田急小田原線の本厚木駅前に帰宅困難者が多くいることから、厚木市は同日午後11時半ごろから、駅近くの市の施設を一時的な滞在場所として開放した。

 市によると、開放しているのは同駅から約400メートル離れた商業施設「アミューあつぎ」内の「あつぎ市民交流プラザ」。約240人を収容でき、10日午前0時時点で約30人が滞在しているという。

 海老名駅でも多くの利用客が帰宅困難となっており、午前0時を過ぎてもタクシー乗り場に長い行列ができている。

 東京都内から秦野市に帰宅途中の男性会社員(51)は「地震発生時は職場にいたが、帰ることにした。運転再開はいつになるか分からないけれど、あきらめて待つしかない」とため息をついた。