富士サファリパークが「とっても、気持ちよさそう」なゾウの動画を公開→「凄く涼が伝わります」「これ生で見たいな~」

AI要約

動物園「富士サファリパーク」が泳ぐゾウの動画を公開し、大きな反響を呼んでいる。

「泳ぐゾウ」は夏季限定のイベントで、ゾウが水中を泳ぐ様子が観察できる。

展示は2015年から始まり、ゾウの水中の姿を伝えることに成功した。

富士サファリパークが「とっても、気持ちよさそう」なゾウの動画を公開→「凄く涼が伝わります」「これ生で見たいな~」

約60種類・900頭の動物たちを間近で見られる動物園「富士サファリパーク(静岡県裾野市)」の公式X(旧Twitter)アカウントが、泳ぐゾウの動画を公開しました。

普段なかなか見る機会のないゾウの泳ぎが、大きな反響を呼んでいます。

動画は、富士サファリパークが7月20日 (土)から9月下旬までの期間限定で公開しているイベント「泳ぐゾウ」を撮影したものです。

7月28日、公式アカウントがXに動画を投稿すると、約3万件の「いいね」が集まりました。

「泳ぐゾウ」は、富士サファリパークによる「野生動物の生態を紹介する取り組み」の一つです。

ゾウが水中を泳ぐ様子を側面から見学できるように、長さ60m×深さ3mの水路を備えた特別な施設を2015年に構築。夏季限定で一般公開しています。

動画は約18秒の映像となっており、細長いプールの中をゾウが跳ね飛びながら進む様子が写されています。体が大きすぎて、半分くらいは泳ぐというよりも水中を歩いているような感じですね。

水槽から水がこぼれるほどのダイナミックな泳ぎに、SNSでは、

「まるで水族館のような動物園。見せ方が豪快だゾウ」

「これ生で見たいな~」

「凄く涼が伝わります」

「ゾウさん幸せそう! 全国の動物園に標準装備にしてほしい」

「浮き沈みしてるのが楽しんでるって傍目でわかるねぇ」

などのコメントが寄せられています。

なお、富士サファリパークによると「鼻を水の中へ入れる際は、先端をキュっと閉じることができますので、水が入って鼻がツーンとすることは無さそうです」とのことで、動画でも鼻を水中に入れている姿が確認できます。

鼻ごと水に潜ってから、跳ね飛ぶように水上へ顔を出す動きも、楽しそうな気持ちが伝わってくるようです。

――2015年から展示されている「泳ぐゾウ」について、どのような狙いで始められたのか教えてください。

「もともと野生下では、ゾウ(アフリカゾウ、アジアゾウ)が水浴びをしたり、泳ぐことは知られていました。しかしながら、川の水は濁っており、水中の様子については、どのようになっているのかまったく分かりませんでした」

「当園では、開園当初から動物たちの優れた能力や生態を紹介してきました(木登りライオン、チーターの疾走、池で涼をとるトラなど)。その中で、ゾウが泳ぐ姿をサファリゾーン内で再現し、そのダイナミックな泳ぎを紹介できないかと検討を開始しました」

「できれば、水中の様子(足はどのように動かしているのか? 鼻は?? など)をお客様にご覧いただける施設にしたいと考えました。数年の期間をかけ、ゾウ担当者を含めた飼育員を中心に検討を重ねながら、ようやく実現することができました」