猛暑の続く中、ニホンザルに氷塊のプレゼント 我を忘れ、ウッキウキで涼を追求

AI要約

京都府福知山市猪崎の三段池RAVIHOUSE動物園でサルたちに夏の恒例イベントである氷塊のプレゼントが行われ、サルたちは冷たい氷を楽しんだ。

氷塊にはリンゴやメロン、トウモロコシなどが詰まっており、サルたちは一目散に駆け寄って味わった。

ニホンザル34匹が展示されている同園では、職員が氷を地面にたたきつけてサルたちに提供し、サルたちは暑さを忘れて楽しんでいた。

猛暑の続く中、ニホンザルに氷塊のプレゼント 我を忘れ、ウッキウキで涼を追求

 京都府福知山市猪崎の三段池RAVIHOUSE動物園(市動物園)で4日、サルたちに氷塊がプレゼントされた。うだるような暑さが続く中、サルたちは好物のリンゴやメロン、トウモロコシなどの詰まった氷をわれ先にと争ってかじりついた。

 同園には、ニホンザル34匹が展示スペース「猿ケ島」で暮らしている。氷塊のプレゼントは毎夏の恒例イベントで、サルに涼を感じてもらおうと実施している。

 職員が運び込んだ氷塊2個を食べやすいように地面にたたきつけて砕いてやると、サルたちは氷めがけて一目散に駆け寄った。氷をなめたり、シャーベット状になった果物や野菜を味わったり、体に氷を当てたりして冷たさを感じていた。

 二本松俊邦園長(79)は「サルたちは氷好き。冷たいので持って歩いたりする。例年になく厚いので夕方までかかって楽しんでほしい」と話した。