国内で唯一のキウイ死ぬ 大阪・天王寺動物園「プクヌイ」

AI要約

天王寺動物園のニュージーランドの鳥キウイ「プクヌイ」が死んだと発表。

プクヌイは国内唯一のキウイであり、雌であり、70歳に相当。

プクヌイは卵が体内にあり、治療中に亡くなった。

 大阪市天王寺区の天王寺動物園は5日、ニュージーランドに生息する鳥キウイの「プクヌイ」が死んだと発表した。園によると、国内で唯一のキウイだった。雌で、1988年にニュージーランドで誕生し、91年7月に来園した。人間なら70歳ほどに当たるという。

 7月5日に同園の雄の「ジュン」が死んだばかり。プクヌイは今月4日、起き上がるのが難しくなっているところを職員が見つけ、体内に卵があることが分かった。卵は大きく割れており治療をしていたが、5日朝に死んでいるのを確認した。

 園担当者は「来園者の皆さんにもっと長生きしている姿を見てほしかった」と話した。