天王寺動物園のキーウィ「プクヌイ」死ぬ 国内で唯一飼育、最後の1羽

AI要約

天王寺動物園(大阪市天王寺区)が飼育していたキーウィの「プクヌイ」が35歳で死亡した。

プクヌイは1991年にニュージーランドから来園し、卵の排出が困難となり手術を受けたが、死亡した。

キーウィは日本国内では天王寺動物園のみで飼育されており、プクヌイが最後の1羽だった。

天王寺動物園のキーウィ「プクヌイ」死ぬ 国内で唯一飼育、最後の1羽

 天王寺動物園(大阪市天王寺区)が8月5日、同園で飼育しているキーウィの「プクヌイ」(雌、35 歳)が死んだと発表した。(あべの経済新聞)

 「プクヌイ」は、1991(平成3)年7月にニュージーランドから来園。同園によると、4日朝、プクヌイが起立困難となっているところを発見し、レントゲン撮影を行ったところ、腹の中に卵が確認され、卵は大きく割れており自力での排出は困難と思われたため、麻酔下で開腹手術を実施し、動物病院に入院させていたが5日8時40分に死亡を確認したという。

 ニュージーランドの国鳥であるキーウィは日本国内では同園のみで飼育しており、同園では7月5日にジュン(雄、42歳)が死んだことから、プクヌイが最後の1羽だった。