「Safari」でバナーやポップアップを非表示にできる新機能、最新ベータ版で登場

AI要約

Appleは最新の開発者向けベータ版をリリースし、新機能「Distraction Control」が追加されている。

ベータ版はメインのデバイス以外にダウンロードすることをお勧めし、Distraction Controlを有効にする方法も解説。

Distraction Controlはウェブページの特定のアイテムを非表示にできる機能で、まだベータ版であるため改善の余地あり。

「Safari」でバナーやポップアップを非表示にできる新機能、最新ベータ版で登場

 Appleは米国時間8月5日、「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」の最新の開発者向けベータ版をリリースした。これらのベータ版には、新機能「Distraction Control」が追加されている。

 ベータ版はメインのデバイス以外にダウンロードすることをお勧めする。バグが発生したり、バッテリーの持ちが悪くなったりする可能性があるためだ。参考までに、筆者はiOSのベータ版を古い「iPhone XR」にダウンロードしてテストし、メインの「iPhone 14 Pro」に問題が及ばないようにしている。

 Distraction Controlを有効にするには、特定のウェブページを開いて、そのページメニューに進み、「Hide Distracting Items」(集中を妨げるアイテムを隠す)をタップする。非表示にしたいアイテムを選択すると、その周りに境界線が表示され、中央に「Hide」と表示される。これをタップすると、そのアイテムが非表示になる。

 Distraction Controlは、ウェブページにある特定のバナーやポップアップなどを非表示にできるが、広告などの常に変化する領域を恒久的に削除するものではない。また、すべてのウェブサイトで機能するが、個々のウェブページごとに有効にする必要がある。

 この機能を有効にすると、アドレスバーに小さな青いインジケータが表示される。これをタップし、「Show Hidden Items」(隠れたアイテムを表示する)をクリックすると、非表示のアイテムが表示される。

 この機能はまだベータ版であるため、バグがある可能性や、正しく動作しない可能性がある。一般提供までに、さらにベータ版がリリースされる可能性が高い。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。