「PayPay商品券」で自治体によるセット販売が可能に、第1弾は福岡県宇美町

AI要約

PayPayは、「PayPay商品券」の商品券発行主体である自治体が、利用対象店舗の異なる2種類の商品券を同時発行できるようになったことを発表した。地域全体へ経済効果を分配するための取り組みとして注目されている。

福岡県宇美町の「第16回宇美町商工会 宇美町プレミアム商品券」事業では、2種類の「PayPay商品券」が初めて導入された。A券とB券のセットを1万円で購入できることで、幅広い店舗での利用が促進される。

東京都墨田区や東京都北区、福岡市商店街などでも今後導入が予定されており、地域経済の活性化に向けた新たな取り組みが広がっている。

「PayPay商品券」で自治体によるセット販売が可能に、第1弾は福岡県宇美町

 PayPayは、「PayPay商品券」の商品券発行主体である自治体が、利用対象店舗の異なる2種類の商品券を同時発行できるようになったことを発表した。特定の店舗やサービスへの利用の集中を防ぎ、地域全体へ経済効果を分配することが期待される。

 まずは福岡県宇美町の「第16回宇美町商工会 宇美町プレミアム商品券」事業において、2種類の「PayPay商品券」が初めて導入された。対象店舗すべてで利用できる6000円分の「A券」と、大型店舗を除く対象店舗で利用できる6000円分の「B券」が用意され、A券とB券のセットを1万円で購入できる。申込期間は8月30日まで。

 8月15日には、東京都墨田区で「令和6年度 すみだプレミアム付デジタル商品券」の申込受付が始まる。9月には、東京都北区や福岡市商店街での導入が予定されている。