プロ級の字幕翻訳を、数分で。「DMM動画翻訳」Webサービスβ版、Algomaticがリリース

AI要約

DMMグループのAIスタートアップ(株)Algomaticは、AI技術を活用した多言語動画翻訳サービス「DMM動画翻訳」のWebサービスβ版をリリースした。

「DMM動画翻訳」は、クリエイターが自身で動画をアップロードし、関連する情報を入力するだけで、最短数分で翻訳前後の字幕データをダウンロード可能。

β版の先行登録ユーザーには、無料でサービスを利用する機会があり、正式な課金プランがスタートされる9月(予定)まで、無料で利用できる。

プロ級の字幕翻訳を、数分で。「DMM動画翻訳」Webサービスβ版、Algomaticがリリース

 DMMグループのAIスタートアップ(株)Algomaticは7月25日、AI技術を活用した多言語動画翻訳サービス「DMM動画翻訳」のWebサービスβ版をリリースした。2024年9月に予定している正式リリースまでの間、無料でβ版を利用できる、先行登録の受付を開始した。

 「DMM動画翻訳」は、AIを活用した高精度な動画翻訳サービス。2024年7月4日より提供開始されたBPO版では、最大130言語に対応しており、クリエイターの発注を受けてから、最短でも1営業日のリードタイムで動画を納品してきた。

 今回リリースされたWebサービスβ版では、クリエイター自身で動画をアップロードし、関連する補足情報を入力するだけで、最短数分で翻訳前後の字幕データをダウンロード可能。現在は9言語に対応しており、個人のクリエイターから企業の広報、インバウンド観光客向け動画制作、エンターテインメント業界まで、幅広いユーザーのニーズに応える。

■ Webサービス版の主な特徴

・9言語対応:多言語でのコンテンツ展開を可能にする

・AI駆動の高精度翻訳:最新のAI技術を活用し、高品質な翻訳を提供する

・コンテキスト理解機能:動画に登場する固有名詞など、特定のコンテキストを入力することで、さらに翻訳精度が向上

・迅速な処理:最短数分での字幕データ提供を実現する

・使いやすいインターフェイス:動画のアップロードから字幕のダウンロードまで、直感的に操作可能

 「DMM動画翻訳」Webサービスβ版の先行登録をしたユーザーは、正式な課金プランが開始される9月(予定)まで、無料でサービスを利用できる。無料体験ユーザーの募集は、先着100人限定となる。

 今後は、β版の運用・検証で得たフィードバックを活かし、正式リリースに向けてサービス改善・機能拡充を進めていくという。言語数の増加や、動画以外の翻訳機能の追加、さらにはサービスの多言語化など、さまざまな展開が予定されている。