オープンAI、検索機能「サーチGPT」を試験展開 グーグルに攻勢

AI要約

米オープンAIがAI搭載型検索エンジン「サーチGPT」の展開を発表し、グーグルに攻勢をかける。

サーチGPTは将来的にチャットGPTの機能を統合する計画で、グーグルからのコメントは得られていない。

グーグルの検索市場シェアが低下しており、オープンAIの発表を受けてアルファベットの株価が下落した。

オープンAI、検索機能「サーチGPT」を試験展開 グーグルに攻勢

[25日 ロイター] - 対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米オープンAIは25日、AI搭載型検索エンジン「サーチGPT」を一部のユーザーを対象に展開すると発表した。検索市場をほぼ独占するグーグルに攻勢をかける。

オープンAIはブログへの投稿で、サーチGPTの詳細や実際の展開の時期などについては明らかにしていないものの、「将来的に最も優れた機能をチャットGPTに統合する予定」とした。

SearchGPTによるビジネスへの潜在的な影響に関するロイターの質問に対し、グーグルからはコメントを得られていない。

ウェブ分析会社のスタットカウンターによると、6月のグーグル検索の市場シェアは91.1%と、前年同期の92.6%から低下。マイクロソフトの検索エンジン「Bing(ビング)」の利用増加が主な背景という。

オープンAIの発表を受け、グーグル親会社のアルファベットの株価は約3%下落した。