バイデン米大統領、トランプ氏の警備見直し指示 銃撃事件受け

AI要約

バイデン氏がトランプ前大統領の警備体制見直しを指示し、安全対策を強化すると発表。

国家安全保障に関する独立した調査を命じ、結果を公表すると述べた。

バイデン氏は暴力を許さない立場を示し、トランプ氏との健康状況についてもコメントした。

バイデン米大統領、トランプ氏の警備見直し指示 銃撃事件受け

Nandita Bose Steve Holland

[ワシントン 14日 ロイター] - バイデン米大統領は14日、前日に起きたトランプ前大統領銃撃事件を受け、同氏の警備体制見直しを指示したと明らかにした。

バイデン氏はホワイトハウスで演説し、ウィスコンシン州ミルウォーキーで15日から開催される共和党全国大会に向けて講じられているあらゆる安全対策を見直すようシークレットサービス(大統領警護隊)に指示したと述べた。

また、「前日の集会で何が起こったのかを正確に評価するため、国家安全保障に関する独立した調査」を命じたとし、結果を国民に公表すると語った。

米連邦捜査局(FBI)の捜査は初期段階にあり、徹底的かつ迅速に行うよう命じたとも述べた。

バイデン氏は13日夜にトランプ氏と短いが良い会話をしたと明らかにし、「元気に回復していることを心からうれしく思う」と語った。

「米国にはこのような暴力やいかなる暴力も許される場所はない。暗殺未遂はわれわれが国家として支持するもの全てに反する」と述べた。