新入社員が上司に求めること「個別に丁寧な指導」を上回った1位は?【リクルートMS調べ】

AI要約

リクルートマネジメントソリューションズが実施した「新入社員意識調査2024」の結果をまとめると、新入社員の意識や期待、不安について明らかになった。

調査では、新入社員が大切にすることや不安に思うこと、働きたい職場の特徴、上司に期待すること、そして勤続意向などが明らかになった。

この結果は、新入社員の意識や要望を把握する上で貴重な示唆を与えるものとなっている。

新入社員が上司に求めること「個別に丁寧な指導」を上回った1位は?【リクルートMS調べ】

リクルートマネジメントソリューションズは、「新入社員意識調査2024」を実施した。2024年3~4月に全国で開催した公開型新入社員導入研修受講者741名、2024年1~4月に開催したインハウス型新入社員導入研修およびWEB学習プログラム受講者1,775名を対象に調査している。

 

まず、働くうえで大切にしたいことを聞くと、「社会人としてのルール・マナーを身につけること」が45.2%でトップに。「任せられた仕事を確実に進めること」(39.4%)、「失敗を恐れずにどんどん挑戦すること」(31.0%)が過去最高の値となった一方で、「何があってもあきらめずにやりきること」(13.8%)は過去最低となった。

仕事・職場生活をする上で不安に思っていることを聞くと、「仕事についていけるか」が65.0%で圧倒的に多く、ついで「上司とうまくやっていけるか」が45.9%となった。

働きたい職場の特徴としては、「お互いに助け合う」が64.1%で圧倒的。ついで「遠慮せずに意見を言いあえる」が45.1%と続き、調査開始以来の最高値を更新した。一方で「アットホーム」(36.4%)は過去最低だった。

 

続いて、上司に期待することを聞くと、「相手の意見や考え方に耳を傾けること」(50.3%)、「一人ひとりに対して丁寧に指導すること」(45.9%)がトップ2に。誠実で細やかな指導が求められているようだった。

また、就職先での勤続意向を聞くと、「定年まで現在の会社で勤めたい派」は41.4%、「現在の会社で勤め続けることにこだわらない派」は52.1%で、転職を視野に入れている人がやや多いようだった。

 

新入社員意識調査2024 調査1

・【調査期間】2024年3~4月

・【調査対象者】弊社の公開型新入社員導入研修「8つの基本行動」の受講者741名(平均年齢:21.7歳、最終学歴:大卒以上84.5%、300名未満企業比率:66.5%)

・【調査方法】質問紙調査

新入社員意識調査2023 調査2

・【調査期間】2024年1~4月

・【調査対象者】弊社のインハウス型新入社員導入研修およびWEB学習プログラム(学習管理システム利用)の受講者1,775名(300名未満企業比率:17.6%)

・【調査方法】インターネット調査