NECとNLJが物流分野で戦略的提携、第1弾として共同輸配送の計画から実行までを支援する連携サービスを提供へ

AI要約

NECとNLJが戦略的提携を開始し、共同輸配送に関する連携を強化することを発表。

2040年を目標とした物流の将来像「フィジカルインターネット」の実現に向けて取り組みを推進。

自動運転トラックを活用した新しい輸配送や物流データの高度なデジタル化・標準化を推進する方針。

NECとNLJが物流分野で戦略的提携、第1弾として共同輸配送の計画から実行までを支援する連携サービスを提供へ

 日本電気株式会社(以下、NEC)とNEXT Logistics Japan株式会社(以下、NLJ)は11日、ロジスティクス分野における戦略的提携の検討を開始すると発表した。

 その第1弾として、NECの共同輸配送支援ソリューション「共同輸配送プラットフォーム」と、NLJの物流最適化システム「NeLOSS(ネロス)」を連携させ、共同輸配送における対象ルート・候補決定から、配車と荷物の組み合わせを割り出す業務までの、シームレスなサービス提供を早期に目指すとしている。

 なお両社は今後、2040年を目標とした物流のあるべき将来像「フィジカルインターネット」の実現に向けた各種取り組みを推進する考え。自動運転トラックを利用した新しい輸配送や、具体的には、製造から販売までの物流プロセス全体において、物流データを高度につなぐデジタル化・標準化および社会実装を推進する枠組みの拡大に取り組むとのことだ。