イーロン・マスク氏、東京都の“官製マッチングアプリ”に好反応 日本の少子化憂う

AI要約

米Xのオーナーであるイーロン・マスク氏が日本の出生率低下と東京都の独自マッチングアプリ開発に関心を示し、日本の将来に危機感を表明。

東京都が独自マッチングアプリを開発し、少子化対策の一環として実用化を進めている。マスク氏もこの施策を支持。

厚生労働省が最新の人口動態統計を公表し、合計特殊出生率が過去最低の数値を記録。日本の出生率低下が深刻化していることを示唆。

イーロン・マスク氏、東京都の“官製マッチングアプリ”に好反応 日本の少子化憂う

 米Xのオーナーであるイーロン・マスク氏が日本の出生率低下を心配している。ある海外のXユーザーが5日(現地時間)、「東京都が独自マッチングアプリの実用化を進めている」という旨のポストを投稿。マスク氏はこれに好意的な反応を示すと同時に“日本消滅”の可能性に危機感を示した。

 新聞各社の報道によると東京都は独自のマッチングアプリの開発を進めており、夏ごろには実用化の予定だという。東京都では少子化対策の一環として、結婚に関心がある人に向けたマッチングサービス「TOKYOふたりSTORY AIマッチングシステム」を試験提供している。独自マッチングアプリについても、この施策の一環とみられる。

 東京都の取り組みを紹介した海外ユーザーの投稿に対して、マスク氏は「日本政府がこの問題の重要性を認識していることをうれしく思う」とし「抜本的な対策を講じなければ、日本(そして他の多くの国)は消滅するだろう! 」と返答した。

 厚生労働省は5日、2023年の人口動態統計の調査結果を発表。1人の女性が一生の間に生む子どもの数の指標である「合計特殊出生率」が1.20となり、過去最低の数値を記録していた。