斎藤知事は田中康夫氏をマネしてる? 出直し選挙なら「再選の可能性も」有名教授が分析

AI要約

足立氏は斎藤知事の今後を田中康夫長野県知事のケースを参考に分析。田中氏の失職や再選を挙げ、斎藤知事の再選可能性も示唆。

知事選において新たな候補を立てることは難しいとし、斎藤知事の公約や信頼性を重視する必要があると指摘。

議会との対立や公約の実行が難しい状況であり、斎藤知事の今後の道は非常に厳しいと足立氏は考察。

斎藤知事は田中康夫氏をマネしてる? 出直し選挙なら「再選の可能性も」有名教授が分析

 元新聞記者で和歌山大学教授の足立基浩氏が21日、読売テレビ「あさパラS」に出演。不信任決議案が全会一致で可決された斎藤元彦兵庫県知事の今後を占った。

 足立氏は「おろらく、僕の勘ですけど斎藤知事は田中康夫さんのケースを参考にしてるような気がする」と分析。

 田中康夫長野県知事(当時)は2002年、打ち出した「脱ダム宣言」などの政策や政治手法をめぐり議会と対立。不信任決議案が可決された。田中氏は失職を選び〝出直し選挙〟で再選している。

 足立氏は「(斎藤氏も)もしやるんだったら失職して任期4年をまっとうするというラインもある。そうなってくると(対抗馬として)誰を新しく立てるのかの時間もないですよね。だからひょっとしたら斎藤さんの再選の可能性もゼロじゃないと思います」と推測した。

 準備時間がないとはいえ、知事選となれば他党も候補を擁立することになるが「ただ古い感じに戻しちゃうマズいですよね。要するに公約は彼、90%以上達成してて、公約っていうのはそれが信頼されたから彼は知事になったわけだから、そこの公約の部分をあんまり後戻りさせないような人を選んでくると思います。ただそうなると、また議会と対立する可能性もあるから非常に難しい」と足立氏は思案顔だった。