『ツイスターズ』風、水、氷がガチで襲う!リアルにこだわる撮影裏を捉えた特別映像公開

AI要約

スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、超巨大竜巻の脅威を描くアクションアドベンチャー大作『ツイスターズ』の撮影裏が公開された。

本作はオクラホマ州を舞台に、気象学の天才ケイトが竜巻破壊計画に挑むアクションアドベンチャーで、壮大な撮影の裏側が明らかになっている。

撮影時の過酷な環境やCG技術を駆使した竜巻モンスターの再現などが描かれ、映画の興行収入や評価も紹介されている。

『ツイスターズ』風、水、氷がガチで襲う!リアルにこだわる撮影裏を捉えた特別映像公開

 スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、超巨大竜巻の脅威を描くアクションアドベンチャー大作『ツイスターズ』(8月1日全国公開)の撮影裏を捉えた特別映像が公開された。

 本作は、富士山より高く新幹線よりも速い竜巻モンスター「ツイスターズ」が群れをなして襲来するオクラホマ州を舞台に、デイジー・エドガー=ジョーンズふんする気象学の天才ケイトが、友人らと共に決死の“竜巻破壊計画”に挑むアクションアドベンチャー。グレン・パウエル、アンソニー・ラモスらが共演する。

 公開された映像では、本作の壮大な撮影の裏側が明らかに。「撮影をスタートするよ。風と雨の準備を」とスタッフの合図が送られると、竜巻の威力を再現するため、CGに頼るだけではなく、巨大送風機による強風、クルーまでびしょ濡れになるほどの大量の水がキャストを襲う様子が映し出されている。

 そのほかにも、実際の氷や風に飛ばされた破片が飛び交う中で撮影に挑む、キャスト陣の体をはった演技の一端が収められており、『トップガン マーヴェリック』でトム・クルーズの体当たり撮影を経験しているグレンも「水に打たれて、氷も、破片も飛んでくる。ジェットエンジンの風も受ける。他にない経験だ」とかつてない過酷さを告白している。

 さらに、最高峰のCG技術を使った竜巻モンスターも見どころ。グレンは「実写とCGの境目が全くわからないんだ」と驚嘆すれば、ハビ役のアンソニーも「美術も特殊効果もすべてが卓越している」と絶賛している。

 『ミナリ』のリー・アイザック・チョン監督がメガホンを取った本作は、一足先に公開されたアメリカにおいて、興行収入8,125万1,415ドル(約130億円)で首位デビュー。大手批評サイト Rotten Tomatoes のオーディエンススコアにおいて、92%(7月26日時点)という高評価を維持しており、まさに夏らしい大作としてさらなるヒットが期待されている(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル160円計算)。(編集部・入倉功一)