極上避暑地で楽しむ! 夏のアウトドア体験 【長野県茅野市】
この夏も猛暑の日が続き、避暑地を求める方には長野県の「蓼科高原」が人気です。標高1,300mに位置し、涼しく快適な環境でアウトドア体験やグランピングが楽しめます。
標高の変化が気温に影響を与えることから、蓼科高原では平地と比べて約7.8℃も気温が低い。ドライブの途中には絶景ポイントもあり、景色を楽しみながら高原を訪れることができる。
おすすめのアクティビティとして、フォレストアドベンチャーとレーザータグを挙げることができる。フォレストアドベンチャーでは安全講習や慎重に進む必要がある挑戦が待ち受け、レーザータグは体に痛みがないシューティングゲームとして楽しめる。
この夏も猛暑の日が続き、連日ニュースをにぎわせています。涼しく快適に過ごせる避暑地を求める方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、避暑地として人気の高い長野県の「蓼科高原」に注目しました。
標高1,300mに位置するこの高原リゾートは、夏でも涼しく過ごせる人気のスポットです。広大なエリアを有するため、混雑を避けてゆったりと過ごせるのも大きな魅力。豊かな自然に囲まれた環境で、アウトドア体験やグランピングを楽しむことができます。今回、実際に蓼科高原を訪れ、その魅力を体験してきましたので、その様子をお伝えしていきます。
標高の変化は気温に大きな影響を与えます。一般的に、標高が100m上がるごとに気温は約0.6℃低下するとされています。太陽に近づくのに気温が下がる理由は、標高が高くなるほど大気圧(気圧)が低くなるから。空気には圧力が下がると温度も低下する性質があるため、山の上は涼しくなるのですね。
標高1,300mの蓼科高原では、平地と比べて約7.8℃も気温が下がります。夏の暑さを緩和してくれるでしょう。
蓼科高原へは、東京から車で約2時間30分でアクセスできます。高原を駆け抜けるドライビングロード「ビーナスライン」を通って向かいます。このルートを走っていると、標高が上がるにつれて空気が冷えていくのを肌で感じることができるでしょう。
ドライブの途中には、視界が広がる絶景ポイントがいくつかあります。そこで立ち止まり、高原の爽やかな風を感じながら景色を楽しむのもおすすめです。
東京ドーム140個分の東急リゾートタウン蓼科へ。たくさんの体験ができる場所ですが、その中でも大人も子どもも一緒に楽しめる、おすすめの2つのアクティビティを紹介します!
●人気急上昇中のフォレストアドベンチャー 蓼科高原の目玉アクティビティは、近年人気急上昇中のフォレストアドベンチャーです。これは、森の中に設置された多様な障害物やアトラクションを楽しむアスレチック施設です。
木の上なので高所になりますが、安全性には十分な配慮がなされています。参加者は全員ハーネスを装着し、常にワイヤーロープで安全を確保されています。そのため、万が一、足を滑らせても落下の危険はありませんので、安心して楽しめるでしょう。
今回は子どもたちと一緒なので、やさしいキャノピーコースに挑戦しました。このコースには様々な挑戦が待ち受けています。例えば、クライミングウォールの横断では、足場が靴幅1個分と非常に狭く、慎重に進む必要がありました。また、ブランコからブランコへ渡る箇所では足場が不安定で、ハラハラドキドキの連続でした。
フォレストアドベンチャーでは、本格的にコースに入る前に安全講習や練習の時間が設けられています。これにより、参加者は自信をつけてから挑戦できます。初めての方でも安心して楽しめる工夫が施されていました。
●大人も夢中になるシューティング体験! レーザータグ 「レーザータグ」って知ってますか? 子どもから大人まで楽しめると、人気上昇中のアクティビティなのです。
プレイヤーは赤外線を発射するタガー(銃型の装置)を持ち、対戦相手のセンサーを狙うシューティングゲームです。赤外線で攻撃されると銃に衝撃(バイブレーション)を受けるだけで、体には痛みも何もありません。フィールドにある障害物を盾にして、隠れたり攻撃したり、敵を狙って狙撃しましょう。個人戦やチーム戦などが設定できるので、参加人数や年齢に合わせて遊び方が選べるのがいいところ。雨の場合は屋内で体験できます。