俳優人生50年! 池上季実子「お兄ちゃんから誘われて…」従兄の“十代目 坂東三津五郎”との会話がきっかけで俳優の道へ

AI要約

池上季実子さんの俳優としての50年のキャリアについて語られる。

幼少期から芝居好きだった池上季実子さんが芸能界入りするきっかけとなった出来事。

従兄の坂東三津五郎の影響を受け、NHKの撮影に参加し、俳優としての活動がスタート。

俳優人生50年! 池上季実子「お兄ちゃんから誘われて…」従兄の“十代目 坂東三津五郎”との会話がきっかけで俳優の道へ

フリーアナウンサーの唐橋ユミがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「NOEVIR Color of Life」(毎週土曜9:00~9:30)。“生きること、輝くこと、そして人生を楽しむこと”をテーマにした、トークと音楽が満載のプログラムです。各界を代表して活躍する女性ゲストが、自らの言葉でメッセージを伝えます。

6月のマンスリーゲストは俳優・池上季実子さん。この記事では、芸能界に入ったきっかけについて語ったパートの模様を紹介します。

1959年生まれ、アメリカ・ニューヨーク出身の池上さん。3歳で帰国し、小学校卒業まで京都に住んだのち東京へ。歌舞伎俳優の八代目坂東三津五郎を祖父に持ち、従兄の坂東八十助(後の十代目三津五郎)の勧めで役者の道を歩みます。1974年にNHKのドラマ「まぼろしのペンフレンド」でデビュー。以降、NHK大河ドラマ「草燃える」、映画「華の乱」、テレビドラマ「熱中時代」(日本テレビ系)、「男女7人夏物語」(TBS系)などで注目を集め、現在もドラマ、舞台、映画などで活躍しています。

唐橋:今日は池上季実子さんに人生を振り返っていただこうと思います。デビューされたのが15歳なんですね。

池上:そうですね。厳密に言うと14歳の11月から撮影し始めたと思います。

唐橋:今年で俳優生活50周年ですね。

池上:ありがたいです。10年、20年と(節目を意識して)やってきたわけではないので、50年なんだって感じです(笑)。ただ、好きな芝居で50年間まっとうさせていただいたということは、本当にありがたいと思っています。60年になれるように頑張りたいです。

唐橋:池上さんは幼い頃は内省的だったそうですが、芸能界に入ったきっかけは何だったのでしょうか?

池上:従兄の十代目三津五郎ですね。三津五郎が住んでいる家に、なんだかんだと居候していたんです。そこの兄弟3人と仲が良くて。当時、私は髪の毛が長かったので「お兄ちゃん、シャンプーのCMに出るとシャンプーをたくさんもらえるの?」みたいなことを聞いたら、「もらえるよ」と言われたので、「ふーん」と反応したんです。

そうしたら、あるときお兄ちゃんから「少年ドラマシリーズの撮影があるんだけど、お前も一度見に来ないか?」と誘われたので、NHKに行くことにしたんです。そうしたら「お嬢ちゃんいくつ? 次のドラマに出てみない?」と声をかけられて。

唐橋:そこから俳優人生が始まったんですね。

池上:(スタッフの人は)蓋を開けてみたら三津五郎の従妹だと知ってビックリしていましたね。

(TOKYO FM「NOEVIR Color of Life」放送より)