藤井名人が初防衛 タイトル戦22連覇、八冠堅持 将棋

AI要約

将棋の藤井聡太名人が第82期名人戦7番勝負の第5局で豊島将之九段に勝利し、20歳10カ月で名人位の初防衛を果たした。

熱戦が続いたシリーズで藤井八冠が手堅い指し回しで22連覇を達成した。

 将棋の藤井聡太名人(21)=竜王・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ八冠=に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦7番勝負の第5局が26、27日、北海道紋別市で指された。

 先手の藤井八冠が99手で勝ち、4勝1敗として、史上最年少の20歳10カ月で昨年獲得した名人位の初防衛を決め、八冠を堅持した。

 熱戦が続いたシリーズに、藤井八冠が手堅い指し回しで終止符を打った。これでタイトル戦22連覇と記録を伸ばした。