【名人戦】藤井聡太名人、挑戦者・豊島将之九段より先に入室 北海道のタイトル戦は5戦負けなし

AI要約

藤井聡太名人と豊島将之九段の第82期名人戦7番勝負第5局が行われる。

藤井は初防衛まであと1勝のチャンスで、これまで北海道でのタイトル戦は5戦負けなし。

対局前の藤井の状況や豊島の後手のプレッシャーなどが注目されている。

【名人戦】藤井聡太名人、挑戦者・豊島将之九段より先に入室 北海道のタイトル戦は5戦負けなし

 藤井聡太名人(竜王・王位・叡王・王座・棋王・王将・棋聖=21)が、挑戦者の豊島将之九段(34)に3勝1敗で迎える、将棋の第82期名人戦7番勝負第5局が26日午前9時からの2日制で、北海道紋別市「ホテルオホーツクパレス」で行われる。先手後手は事前に決まっており、初防衛まであと1勝の藤井が先手、あとがない豊島が後手。

 午前8時48分、豊島より先に藤井が入室した。関係者にあいさつして着座すると、手提げ袋の中からデジタル時計、扇子、汗ふきシート、ハンカチといつもの4点セットを取り出し、所定の位置に置いた。

 藤井はこれまで北海道でのタイトル戦は5戦負けなし。2020年(令2)7月の王位戦第2局(札幌市、木村一基王位=当時)、以下21年7月王位戦第2局(旭川市、豊島)、22年7月王位戦第2局(札幌市、豊島)、23年7月王位戦第3局(小樽市、佐々木大地七段)、同年11月竜王戦第4局(小樽市、伊藤匠七段)といずれも白星で飾っている。