岸田首相が能登半島地震の被災地視察 農林水産業や輪島塗職人への具体的な支援打ち出し

AI要約

岸田首相が能登半島地震の被災地を視察し、農林水産業や輪島塗職人への支援策を打ち出した。

復旧復興に向けた取り組みとして、漁業復旧や輪島塗職人支援など具体的な施策が示された。

岸田首相は今後の災害対策の重要性を強調し、未来への努力を支持した。

岸田首相が能登半島地震の被災地視察 農林水産業や輪島塗職人への具体的な支援打ち出し

岸田首相は能登半島地震の被災地を視察し、復旧復興に向け、農林水産業や輪島塗職人への具体的な支援を打ち出しました。

岸田首相は19日、能登半島地震で大規模火災が起きた石川県輪島市の朝市通りや、宅地が液状化した内灘町などを視察しました。首相の視察は4度目です。

岸田首相「国としても皆さんの思いをしっかり受けとめて、復興復旧に向けて、皆さんの未来に向けて努力を続けていきたい」

岸田首相は農林水産業の支援として、来月解禁のズワイガニ漁について、震災前と同じ程度の漁ができるよう、施設の復旧を加速させる方針を打ち出しました。

また、輪島塗職人の支援として仮設工房の整備を加速し、岸田首相自身も今週末からのアメリカ訪問の際に、観光イベントなどで魅力を発信する考えを示しました。

また、液状化により傾いた住宅の修復支援を先行して進める方針も示しました。

岸田首相はその上で「誰が政権をとっても、さらなる災害対策の強化は必要不可欠だ」と強調しました。