靖国参拝「続けたい」 高市早苗氏、旧統一教会の再調査は否定的

AI要約

高市早苗経済安全保障相は自民党と旧統一教会との接点について、再調査に否定的な考えを示した。

自民党は組織的な関係を否定してきたが、安倍晋三首相と教団幹部との面会が問題視されている。

高市氏は靖国神社への参拝を続ける考えを示し、選択的夫婦別姓については通称利用拡大の法整備を優先する考えを示した。

靖国参拝「続けたい」 高市早苗氏、旧統一教会の再調査は否定的

 高市早苗経済安全保障相(63)は19日、朝日新聞などの取材に応じ、自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点について「(すでに党が)調査をしている」と述べ、再調査に否定的な考えを示した。そのうえで「新人については(追加調査が)必要ではないか」と述べた。

 自民はこれまで「組織的な関係」を否定してきたが、2013年の安倍晋三首相(当時)と教団幹部との面会が明らかになり、総裁選でも各候補の姿勢が改めて問われている。

 また、靖国神社の参拝は「内心、心の問題だ。これからも続けたい」と、仮に首相に就任しても続ける考えを強調。各候補の意見が割れている選択的夫婦別姓については「まずは通称を使う方々の不便を解消する」とし、閣法(政府提出法案)による通称利用拡大の法整備を優先するとした。(笹山大志、西村圭史)