「やっぱり浅いよ」小泉進次郎 『報ステ』出演も“具体性ナシ“に司会も苦笑…露呈した“薄さ”に視聴者ドン引き

AI要約

小泉進次郎元環境相が自民党総裁選への挑戦を表明し、政治改革を加速する意志を示す。

裏金事件によって退陣した岸田文雄首相の後継争いが激化し、9人の候補者が立候補した。

小泉進次郎の政策論議における薄い受け答えが問題視されるなか、派閥問題や政治改革に対する姿勢が注目される。

「やっぱり浅いよ」小泉進次郎 『報ステ』出演も“具体性ナシ“に司会も苦笑…露呈した“薄さ”に視聴者ドン引き

《迷ったらフルスイング。覚悟を持って、改革を圧倒的に加速していきます》

自民党総裁選の告示を迎えた9月12日、Instagramでこう綴ったのは小泉進次郎元環境相(43)。届け出の順番が「4番」であることを野球に重ね、《出陣式の最後は、気合入れの円陣を組んで心を一つに!》と意気込んでいた。

裏金事件によって国民からの信頼を失い、退陣表明した岸田文雄首相(67)の後継を決める総裁選。過去最多の9人が立候補し、政治改革をめぐって本格的に論戦に入った。

同日夜に放送された『報道ステーション』(テレビ朝日系)では候補者全員が生出演し、政治不信を招いた自民党の反省点や防衛増税、選択的夫婦別姓などについて討論。ところが、小泉氏の受け答えが“薄すぎる”と波紋を呼んでいるのだ。

番組序盤では党の信頼回復をテーマに、各候補者が反省点や対策を主張。そうしたなか大越健介キャスター(63)が、「『政治とカネ』の問題の温床となっているのは派閥という風に言われています」と指摘。存続の方針を示している麻生派に所属する河野太郎デジタル相(61)に向けて、「批判を受けることについてどう考えていますか?」と投げかけた。

すると河野氏は「解散していない派閥は他にもあります」と述べた上で、「ここで選ばれたリーダーが本当に、この派閥や長老の介入をさせずに人事をきちんとやるかどうかというのが1番大事で。それをやっぱり、皆で見るということなんだろうと思います」と答えていた。

河野氏は“カネと人事への影響力をなくしてしまうことが大事”と主張したが、いっぽうの小泉氏は……。

大越キャスターは小泉氏が無派閥で活動してきたことに触れ、菅義偉元首相(75)の支援を受けていることに言及。その上で、「菅さんを慕う人たちがある意味、派閥のようになっていることはないですか?」と質問した。すると小泉氏は力を込めて、「菅さんであろうと誰であろうと、選挙になったら応援してくれたら1番ありがたいですよ。もう誰でも応援してほしいです」と明言。

だが肝心な派閥化への見解は言及せず、大越キャスターも「わかりました。簡潔ですね、非常に」と苦笑いだった。