【独自】「降りてこい!」2台から“あおり運転”の恐怖 窓たたき写真も…停車後も“嫌がらせ”5分 警察「110番通報を」 岡山市

AI要約

岡山市で3月に発生したあおり運転事件の詳細。

被害者が猛スピードで追い越された後、車にからまれ、嫌がらせを受ける。

父親が現場に到着すると、車は走り去ったという結末。

【独自】「降りてこい!」2台から“あおり運転”の恐怖 窓たたき写真も…停車後も“嫌がらせ”5分 警察「110番通報を」 岡山市

岡山市で3月、2台の車による“あおり運転”が発生した。

被害者は猛スピードで追い越されたあと、車にからまれ、窓をたたかれるなどの嫌がらせを受けた。

被害者は父親に連絡したが、父親が現場に到着すると、車は走り去っていったという。

岡山市で3月、「恐怖のあおり運転」をカメラがとらえた。

被害者の両脇に現れた黒と白の2台の車。

その直後、恐怖が被害者に襲いかかった。

被害者は「前を並走されて、からまれるんじゃないのかなと」と話す。

危険を感じ、車を追い越すと、ものすごいスピードで白い車が再び前に来た。

被害者はすぐに、父親に助けを求めた。

被害者は「クラウンにあおられて、からまれている。助けて!」と言うと、父親は「どこ?」と聞いた。

被害者が「バックなんよ、今。マジの勢いで来よる。怖すぎこの人たち、やばすぎ」と緊迫状態で話したあと、「車庫まで来た…降りてきた」と伝えた。

父親は「行く、行く」と言った。

あおり運転の男が「降りてこい!」と叫ぶと、被害者は「降りないです」と答えた。

そして窓をたたかれ、写真を撮られたり、約5分にも及んだという“嫌がらせ”。

父親が現場に到着すると、車は走り去っていったという。

被害者は「夜運転するときは怖い。ストレスを感じながら夜は運転しないといけない」と話している。

「あおり運転」を取り締まる妨害運転罪では、最高で5年以下の懲役、または100万以下の罰金が科される。

岡山県警 交通指導課・谷口和聡警部補は「もし、あおり運転を受けた場合は、道路の左端に避難しドアロックをして、ためらわず110番通報してください」と話している。 

(「イット!」 9月18日放送より)