小林鷹之氏、「再エネに偏り過ぎだ」エネルギー基本計画の抜本見直しに言及 自民総裁選

AI要約

小林氏は第7次エネルギー基本計画に関して再生可能エネルギーに偏りすぎていると指摘し、核融合発電の早期実施を進めたいと述べた。

現行のエネルギー政策は原発依存度の低減を目指していたが、GX基本方針では原発の最大限活用を掲げる。

小林氏は2050年を見据えた国家戦略の策定を提案し、世界をリードするビジョンを持っていると述べた。

小林鷹之氏、「再エネに偏り過ぎだ」エネルギー基本計画の抜本見直しに言及 自民総裁選

自民党総裁選(27日投開票)に立候補した小林鷹之前経済安全保障担当相(49)は13日の共同記者会見で、国の中長期的なエネルギー政策の指針となる「第7次エネルギー基本計画」について、「再生可能エネルギーに偏り過ぎている。早急かつ抜本的に見直す」と言及した。「(次世代エネルギーとして期待される)核融合発電の早期実施を進め、将来的なエネルギーの輸出国に転換することに挑戦したい」とも語った。

現行の6次計画は、原発について「可能な限り依存度を低減する」方向だったが、岸田文雄政権が令和4年12月にまとめた「GX基本方針」では脱炭素電源として原発の「最大限活用」を掲げている。

小林氏は「世界をリードする明確なビジョンを持っている」として、2050(令和32)年を見据えた国家戦略を策定するとした。