自民・石破氏「エネルギー安定供給は国家の生命線」も再エネ活用で「原発ウェイト下げる」

AI要約

石破茂氏は再生可能エネルギーの活用を推進しつつ、安定したエネルギー供給の重要性も強調。

石破氏は原発ゼロを目指す一方、安全性が確保された原発の活用にも前向きな考えを示す。

東日本大震災の教訓を活かし、エネルギー政策を再考する石破氏が、再生可能エネルギーと原発のバランスを重視。

自民・石破氏「エネルギー安定供給は国家の生命線」も再エネ活用で「原発ウェイト下げる」

自民党総裁選(12日告示、27日投開票)への立候補を表明した石破茂元幹事長(67)は10日、国会内で自身の政策に関する記者会見を開き、再生可能エネルギーの活用で原発への依存度低減を目指していく一方、「安定したエネルギーの供給は国家の生命線だ」と述べ、安全性が十分確保された原発の活用に前向きな考えを示した。

石破氏は8月24日に地元・鳥取県で行った記者会見で「原発はゼロに近づけていく努力は最大限にしていく」と述べた一方、26日に東京都内で記者団に対し「スローガン的に原発ゼロを申し上げるつもりはない」などと語っていた。

石破氏はこの日の会見で、「東日本大震災における原発事故が風化されることはあってはならない。再エネのポテンシャルを最大限引き出す省エネルギー型のAI社会を目指す。その結論として、原発のウェイトが下がるということが実現する。原発ゼロが自己目的ではない」と指摘した。