泉房穂氏「今度こそ県民目線の知事を」 斎藤元彦兵庫県知事の不信任決議案は可決の見通し

AI要約

明石市長を務めた弁護士の泉房穂氏が斎藤元彦兵庫県知事の後任について言及。次の知事には『県民目線の知事』が必要だと訴えている。

斎藤知事を巡る疑惑告発文書問題で県議会が不信任決議案提出を決め、知事は100億円の補正予算成立で続投の意向を示している。

不信任決議案が可決されると、知事は議会を解散させるか失職する選択を迫られる状況にある。

泉房穂氏「今度こそ県民目線の知事を」 斎藤元彦兵庫県知事の不信任決議案は可決の見通し

 衆院議員や明石市長を務めた弁護士の泉房穂氏が12日までにX(旧ツイッター)を更新。斎藤元彦兵庫県知事の次の知事について言及した。

 「不信任決議による知事の失職が見えてきたこともあって、次の知事に関する動きも水面下で加速してきている。”中央省庁の官僚”や”現職市長”などの名前が飛び交っているが、ハッキリ言って私はNOだ。今度こそ、『県民目線の知事』をつくる必要があると私は思っている……」とつづった。

 斎藤知事をめぐっては、疑惑告発文書問題で県議会の議員全86人が今月の議会での不信任決議案提出でまとまっている。決断を迫られている知事は、「物価高対策などで100億円の補正予算を成立させる」と、相変わらず続投の姿勢でいる。

 不信任決議案が可決されると、知事は議会を解散させるか失職するかの選択を迫られる。かつて、知事が不信任を出された例は4回。いずれも辞職している。